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子供の着眼点

2歳半になる息子は保育園に通っており、ともだちや先生から聞いて覚えた新たなワードを家族の前で披露しています。そして頻繁に団欒時の家族の笑いを誘っています。

近所の公園に散歩に行った折(写真は名古屋市の中京テレビさん)高所に設置してあるアンテナのひとつを見て「みてみて!うえにタイコがついているね!」と
さもすごい発見をしたかの如く報告してきました。大人はそもそもアンテナの形状などにあまり注目しないのですが、確かに上部のアンテナがドラムのような形状をしていることに気づき、改めて子供のものの見方に新鮮な驚きを感じています。

ことばの使い方も同様で、ドラム式洗濯機の窓を覗きながら「みずがおよいでいるね」と呟いたり。

私も子供の頃、小学校の夏休みの宿題で紙粘土でカブトムシを作り、それを黄色で塗り水玉模様に仕上げた物を作り、親は子供の発想の自由さを感じたそうです。

学校では「水は流れる」もの、「カブトムシは黒い」ムシ、などというように正しいことを学び、社会の常識に適合できるような大人に育つようになります。

将来は今以上にAIが発達・普及し、人間の出る幕は減っていくのではと危惧されています。そうなってくると逆に人間の自由な発想が意味をもってくるかもしれませんね。そしてできるだけその着眼点の芽を摘まないように育てていきたいと思います。


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