ベイパ・トレイル 歌詞
もう飛んでいかなくなった
赤いランプは星の隨に
僕だけの痛みを干した
ベランダはまた空が狭くなる
思い出せないまま荷物ばっかりが増えて
口に出せない言葉は形を伴って
思い出せないまま消えてくダンボール
僕の居場所はずいぶん広くなった
朝焼けた街を見下ろしたとて
うずくまるこの背中は
あまりにもただ視界にも
入れる事すら苦しい
嗚呼、
この声は歌にはならないから
嗚呼、
この日々はどうか
歌って過去になんかしないでくれ
朝早く目が覚めた
いてもたってもいられなくなった
疑わず生きること
大して頭も良くないのに
くだらないことばかり
考えておくのが一番楽だって
…
変われやしないまま
花向けた街を大人になって
暈されたなんて言っても
あまりにも嗚呼あまりにも
人のせいだと言う君
嗚呼、
この声は歌にはならないから
嗚呼、
この日々はどうか
歌って過去になんかしないでくれ
「しないでくれ」なんて言ったって
待ってるだけの被害者だね
終いにゃ暮れ、途方もないなんて
会計、勝手に済ませて
まだ中学生です