ベイパ・トレイル 歌詞

もう飛んでいかなくなった
赤いランプは星の隨に
僕だけの痛みを干した
ベランダはまた空が狭くなる

思い出せないまま荷物ばっかりが増えて
口に出せない言葉は形を伴って
思い出せないまま消えてくダンボール
僕の居場所はずいぶん広くなった

朝焼けた街を見下ろしたとて
うずくまるこの背中は
あまりにもただ視界にも
入れる事すら苦しい

嗚呼、
この声は歌にはならないから
嗚呼、
この日々はどうか
歌って過去になんかしないでくれ

朝早く目が覚めた
いてもたってもいられなくなった
疑わず生きること
大して頭も良くないのに

くだらないことばかり
考えておくのが一番楽だって

変われやしないまま

花向けた街を大人になって
暈されたなんて言っても
あまりにも嗚呼あまりにも
人のせいだと言う君

嗚呼、
この声は歌にはならないから
嗚呼、
この日々はどうか
歌って過去になんかしないでくれ

「しないでくれ」なんて言ったって
待ってるだけの被害者だね
終いにゃ暮れ、途方もないなんて
会計、勝手に済ませて

まだ中学生です