家にヤモリが現れた日。

タイトルの通りで、朝ご飯を食べていたら、家の中にヤモリがいました。

息子が「何かいるよ！」と窓を指さしてきたのですが、場所的に、まさか窓の内側（部屋の中）にヤモリがいるという……。すったもんだの末に捕獲しましたが、昆虫に興味津々な息子の要望により、虫かごに入れることにしました。飼育したいらしい......。

そもそも捕獲した当初、これがイモリ（両生類）なのかヤモリ（爬虫類）なのか区別がつきませんでした。

調べていくとヤモリだったわけですが、何を食べるのか、飼育できるのか、いつまで生き永らえることができるのか……何も知らない状態。どうやら餌は「コオロギまたはミールワーム」、つまりは虫！ということが判明。野菜でもあげておくかと思っていたのですが、ちゃんとしたショップで餌を購入しないといけないことが分かりました。

ですが東京都内、なかなか昆虫専門店は思い当たりません。

やはりGoogleで調べてみると、隣駅くらいの場所にペットショップがあり、そこでヤモリの餌も売っているという情報が。今日の予定を全て吹っ飛ばして、ヤモリの餌を買いに行くことにしました。（Amazonでも買えるのですが、実際にショップに行くことは息子にとっても学びになるだろうということで）

行ってみて良かったのは、お店のお姉さんがめちゃくちゃヤモリに詳しかったこと。

「野生のヤモリはあんまりミールワーム食べないんですよね」
「うちでもコオロギあげてますよ」
「2,3日餌をあげなくても大丈夫です」

と、矢継ぎ早に出てくる有益な情報。てか、お姉さん、家でヤモリ飼ってるのか......！

ミールワームよりコオロギの方が割高（1匹25円）なのですが、食べないと死んでしまうので、いったんコオロギを試してみることに。人見知りなヤモリくんは家族の前ではほとんど動きませんでしたが、誰も見ていない隙に4匹ほどペロリと食べてしまいました。すごいぞ、ヤモリくん！

ちなみにヤモリですが「陸を移動する生き物で、家屋にいる害虫を食べてくれるありがたい存在だ。家を守ってくれることから「家守（ヤモリ）」と名付けられた」とのこと。最初見たときは驚いたけれど、現れてマズいわけではなかったようです。良かった。

意外と知らないイモリとヤモリの違い　「毒があるほうが…」

これから引き続き飼育を続けるのか、息子と相談してリリースするのかは未定です。

でも今日は、色々新しい知識を得られて楽しかった。家族と、共通知みたいなのを獲得したのも有意義でした。

*

本日の教訓は、

・息子は昆虫がまだまだ大好き
・ヤモリは家守。重宝したい存在
・専門店の店員さんの知識量すごい、勉強になった

という感じです。お姉さんのヤモリ愛も感じて、何だか久しぶりにホクホクな気分を味わいました。

時々餌を買いに行かないといけないので、また色々教えてくれるのでは？と楽しみです。