こだわる人、こだわらない人

僕は、社会人になったときから「こだわらない人」が羨ましかった。

「こだわる人」である自分は、しょっちゅう他人と衝突していた。仕事の知識もスキルもないくせに、妙なことが気になってしまう。

「これ修正してください」
「なんでですか?」

その応酬を繰り返すばかり。見かねて上司が介入するケースも多々あった。

だけど、今思うと、こうした「こだわる人」であれた自分で良かったなと思う。「こだわる人」にも2種類あって、

・こだわるけれど、筋が悪い人
・こだわりがあり、筋も良い人

前者はただただ迷惑だけど、前者を経ることなしに「こだわりがあり、筋も良い人」にはなれない。

僕が目指すのは、「こだわりがあり、筋も良い人」だ。

迷惑を被った同僚や取引先には頭が上がらないけれど、その経験は、今に生きている。もちろん今だって、「こだわるけれど、筋が悪い人」ではあるのだけど、ちょっとずつ前進している気はするのだ。

頑張れ、自分。まだまだ道は長いけど、ちょっとずつピントが合ってきたはずだから。

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