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ピンチを楽しく。
湘南みやじ豚を生産している宮治勇輔さんが、Facebookで以下の投稿をしていた。URL紹介と共に、シェア希望とのことなので全文転載する。
【シェア希望:物々交換してくれる方】 ちょっと困っております。 究極ベーコン仕込み準備やら在庫調整の不調やらで、ロースが大量に余ってしまいました。こんなこと普段ないんですが。 取引先の飲食店さんにお安く使って頂こうと思ってますが、 ふと...
Posted by 宮治勇輔 on Friday, January 14, 2022
【シェア希望:物々交換してくれる方】
ちょっと困っております。
究極ベーコン仕込み準備やら在庫調整の不調やらで、ロースが大量に余ってしまいました。こんなこと普段ないんですが。
取引先の飲食店さんにお安く使って頂こうと思ってますが、
ふと「物々交換」できたら楽しいかなと思いまして。
うちからは1月17日出しか18日出し限定なんです。
ロース半分(塊肉)で2.2〜2.5kgくらい。
金額にして1万円弱(税込送料別)
こちらが希望するものは主に食べもの。
・米
・果物
・調味料
・お酒
・冷凍品
・その他、賞味期限の長いもの
まだありそうだけど、そんな感じですかね。
でも食べものじゃなくてもいいんです。
時期は合わせてもらう必要はないので都合の良い時に送って頂ければ。
どうでしょう?
「いっちょ、協力してやるよ!」という食品関係の方、もしくは「こんなもの宮治にいいんじゃない?」みたいなものをお取り扱いの方、ご連絡頂けると嬉しいです!
1月17日か18日には発送しなければならず、
急ぎ案件ということで、シェアに協力頂ける方も嬉しいです!
よろしくお願いいたしますm(__)m
なんと、たった1時間で60件ものコメントが。
食べ物との提案だけでなく、「整体と交換どうでしょう?」とか「9歳の次女が作ったコーヒー豆との交換は?」とかユニークなものもチラホラ。やり取りを見ているだけでワクワクしてしまう。
*
「ピンチをチャンスに」という言葉は、いまや手垢がつくほど一般的な表現だ。
一方でこの言葉には具体性が乏しく、どのようにチャンスに変えていくかの処方箋は示されていない。
宮治さんは「「物々交換」できたら楽しいかな」という具体的な提案を示している。ピンチと楽しさは並列でもMECEでもない。ロジックではなく感性であり、それゆえに周囲を明るく巻き込めるのではないか。
「やばい!」という感じのピンチは、1年に2,3回ほど訪れるもの。
ピンチに真面目に向き合うのも大切だけど、そこに「楽しさ」を注入してみるのはどうだろうか?
例えばセミナーで押さえた会場の日付が間違ってしまっていたら。前日でそのことが発覚したとき、会場を無理やりキャンセルするのが妥当な判断だが、「会場間違って押さえてしまったので、軽食込みのイベントやりませんか?」なんて呼び掛けるのはどうだろう?「せっかく来てくれるんだったら、名刺だけじゃなくて、作りかけの商品とかプロジェクトの資料とか持ってきてよ」なんて伝えたら、即席のプレゼン大会が始まるかもしれない。
ピンチだからこそ、そこに「楽しさ」という熱を込めるチャンスだ。
そう考えてみると、なんだかピンチが待ち遠しくなる。なにごともマインドセット次第だなと思う事案でした。
記事をお読みいただき、ありがとうございます。 サポートいただくのも嬉しいですが、noteを感想付きでシェアいただけるのも感激してしまいます。