欲ではなく、好きを追求しよう!
バズって以来、はじめてJANAI COFFEEに行ってきました!
なんのこっちゃ、と言う方はぜひ、noteの記事がありますので、ぜひ読んでみてください!
ツイートとまとめ記事▼
前回訪問から、約半月ほど。
いつも仲良くしている友人と4人で行きました。
インスタライブでお馴染みのしばたま、コンセプトアーティストの大曽根純、僕とは違う世界で漫画家をやっている西内さん。
毎週木曜こうやってZoomで会ってる友達同士で、今回は10ヶ月ぶりくらいにリアルで対面。せっかくならJANAI COFFEEにお邪魔しよう!ということでいろんな心の高揚感を携えていきました。
(彼らとのエピソードはたくさん語りたいことがあるので、また記事書きます。本当に素敵な仲間たち。)
「ホリプーの漫画で来た人かもね」
お店に到着して、入り口で例の謎解きをして、
店員さんに「ご予約のお名前は?」と聞かれて「あ、ホリプーです」と答えたら
「あああああ!!!!ありがとうございます〜〜〜!!」
ととってもお礼を言っていただいて。
お店の方にはもう名前が浸透してるんだ、って驚きました。
バーのほうに入ったら、お店のオーナーの明円さんや店長のじゅんきさんがいらっしゃって。
そこでも
「あ〜〜〜ホリプーさん〜〜〜!」
って歓迎して、握手してくれて。
「本当に感謝してます。ありがとうございます!!!
銅像建てさせてください」って。笑
お洒落な店内の景観破壊するって止めましたけど。
どこに建てんねん!いくらかかんねん!
なんか、あんなにお店で歓迎されたの人生で初めてです。
ホリプーっていうのが自分なような、自分でないような感覚になって、
みんなが褒めてるホリプーってぼくのことですか?え?
僕の中ではホリプーってずっと、小学校の時のあだ名なんですよ。だから不思議で。そんな褒められるようなことをしたんだっけ、といまだに実感が持てなかったので。
ただ、先日来たときは、僕は一番乗りでバーの中は他のお客さんがいない閑静な感じだったんですが今回は30人いくらいいて、満員でした。
大曽根が、「ここにいるほとんどの人がホリプーの漫画で来た人かもね」と言ってくれて、「あ、そうなのかもしれない…すごいな」
って、バズって以来やっと実感を持ち始めました。
その後、なんだかとっても素敵なシャンパンをご馳走になってしまい。。。
明円さんのご両親にも偶然お会いし・・・(息子さんが始めたお店が大盛況になったということで、ものすごく喜んでくれました。僕も嬉しい。)
帰り道、明円さんと写真をパシャリ。
なんだか起きたこと、出会い、全てが素敵だった。
よくギャンブルなどで「無欲の勝利」というものがあるが、
今回少しそういうものを感じた。
今回僕はバズらせようという気もほぼなく、こんな面白いお店があるよ〜、ってお知らせしたかっただけで。
ついても300いいねくらいかな、って思っていて、その日はスーパー銭湯にいました。笑
仕事のつもりが全くなく、欲があったとすれば、コーヒーのマンガのネタとして覚えておこう…。くらいでした。
欲ではなく、好きを。
こう言ったバズがあると、
「他のお店もこうやって紹介してみたら。」
「広告モデルとしていい形だから再現性を持たせよう。」
なんてたくさんの方から言ってもらえたんですが、
「まあ待ちなさんな、お前さん…。」
と思ってて。笑
なんだか僕の周りの人は少し、ビジネスに貪欲すぎちゃうのかな、って思うこともある。ビジネスにするのはいい。僕も、当然そういう発想は生まれる。資本主義だもの。
だけど、その先に求めている社会や世界はどんなものなんだろう?
そっちの話をしてからでもいいんじゃないかな。
それは、僕が生きたい場所なのだろうか?
そのすり合わせができないと、
儲かるだとか、宣伝になるとか、
そういう一時的なものはあまりに短絡的な気がしてしまって力が発揮できない。
僕は今回のこの出来事を、単なる「いけそうなビジネスモデル」とかそういう風に捉えるのはもったいないと思っているんです。
今回僕が一番嬉しかったのは、「関わったみんな幸せだったこと」。
それには今回のお店が「僕が純粋に好きなもの」であったことが大きく影響していると思っています。
このお店が純粋に好きになった。他の人にも知って欲しかった。
だからお金はいいんですと言いきってしまった。
(そもそも僕が巨万の富を得ることにあまり興味がないのもあるけど)
作家として、僕がどんな風に物を作り、なんのために力を尽くし、世の中にどんなことが起きて欲しいのか、そこ答えの片鱗がここにある気がしているんです。
だから、ビジネスに置き換えて、
結果を求めて、金を求めて、バズを求めて、あらゆる見返りを求めて、
欲をむき出しにしていくと、なんだか違う気がしてくる。
欲が絡むと、必ず見透かされ、結局再現性が出せないと思っている。
この出来事の再現性を求めてくる人に対しては、
「心から好きと思ったものだけ描きます。」
と伝えようと思っています。
じゃないと、僕が気持ちよく生きられない。何のために漫画を描いているのかわからない。好きな世界にならない。
わがままに聞こえてしまうかもしれないけど、
一人の人間として、作家として、自分の中の「好き」は超聖域なのです。
それだけは、自分で決めていきたいし、自分で深めていきたい。
誰にも曲げられないし、曲げさせない。
あ、なんか語気が強くなっちゃったな。
ただ、僕は好きなもののストライクゾーンは結構広いと思います。笑
面白そうなことがあったら誘ってください。
大抵テンション上がって好きになりますから。はっはっは。笑
そういうことを思った出来事でした。
JANAI COFFEEのみなさん、本当にありがとうございました!
また遊びに行きますね。
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このnoteを書いた人
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