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『君たちはどう生きるか』 ②


『君たちはどう生きるか』
吉野源三郎 著
マガジンハウス (2017.08.24.) 

『君たちはどう生きるか』 ①

6) 雪の日の出来事

コペル君は、雪が降った日に学校で雪合戦をする。しかし、雪玉に石を入れて投げたり、敵チームの雪だるまを壊したりする不正行為が起こる。コペル君は、自分も不正行為に加担してしまったことを反省し、正義感や道徳心について考える。
pp.207〜234.

7) 石段の思い出

コペル君は、学校で行われた運動会で優勝する。しかし、その日は父親の命日でもあり、母親やばあやと一緒に墓参りに行く。そこで、父親が生前に言っていた「人間らしく生きる」という言葉の意味を問われる。
pp.235〜264.
おじさんのノート
人間の悩みと、過ちと、偉大さとについて
pp.265〜273.

8) 凱旋

コペル君は、運動会で優勝したことでクラスメートから祝福される。しかし、その中には自分が裏切ったハンスもいた。コペル君はハンスに謝ろうとするが言葉が出ない。その夜、叔父さんから人間の苦しみや偉大さについての手紙をもらう。
pp.274〜288.

9) 水仙の芽とガンダーラの仏像

コペル君は、春になって水仙の芽が出てきたことを喜ぶ。叔父さんは、水仙の芽が自分の生命力を発揮していることを教え、コペル君も自分の生命力を発揮するように促す。また、ガンダーラの仏像の話をして、人間の美しさや尊厳について語る。
pp.289〜312.

10) 春の朝

コペル君は、叔父さんからもらったノートに自分の将来の生き方について書く。コペル君は、自分で考えて行動し、人類の進歩に貢献し、人間らしく生きることを決意する。
そして、読者にも「君たちはどう生きるか」という問いかけをする。
pp.313〜318.

原文

僕は、すべての人がお互いによい友達であるような、そういう世の中が来なければいけないと思います。
人類は今まで進歩してきたのですから、きっと今にそういう世の中に行きつくだろうと思います。
そして僕は、それに役立つような人間になりたいと思います。
そこで、最後に、皆さんにお尋ねしたいと思います。
君たちは、どう生きるか。
p.317

『君たちはどう生きるか』 

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2024.02.26.