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【癌治療と向き合う】

今回の入院中に、病棟詰所で借りました。
『がんとともに、自分らしく生きる』


『がんとともに、自分らしく生きる』
高野利実 著
きずな出版 (2016.04.01.)

【まえがきより】

この本は「がん」と云う病気が持つイメージや、エセ情報に惑わされることなく、その病気(がん)と「自分らしく向き合う」ために腫瘍内科医が書いた本とあります。

【HBM】

HBM 「Human-Based Medicine」
人間の人間による人間のための医療
医療の根拠となるものは「人々の想い、価値観、語り合いである」
医療の目標は「人間の幸せ」です。
「本文:第3章 pp.82〜99.」

【EBM】

EBM「Evidence-Baced Medicine」
エビデンス(Evidence) = 格付け
臨床研究 → 観察研究
症例報告から発展させたもの
意思決定の根拠となるもの
「本文:第5章 pp.130〜158」

【がん患者の心理】

がん患者は、自分が直面している現実と世間一般に言われる情報(エセ情報も含む)に満たされない気持ちを抱く。
医師は、患者さんが「つらい病気と向き合う中で、医師は患者さんに対してどう接するか!?」
患者として・医師として 双方の葛藤がある。
癌細胞が、体内でゼロになることを期待するのではなく、癌細胞が残っていることを受けとめた上で、それが悪さをしないように「うまく長く付き合うこと」を目指す。p.73より
「本文:第2章 pp.62〜80.」

【悪性リンパ腫】

血液細胞(血液中に存在する細胞)の中の “リンパ球” が癌化する病気です。

【アーカイブ】「NHKスペシャル」

驚異の小宇宙/人体

●第6集 要約
「生命を守る~ミクロの戦士たち~」
免疫は、自分と自分でないものを識別し、自分でない異物を排除していく人体の防御システムである。
この免疫の主役となるのが、白血球やリンパ球などの"ミクロの戦士"と言われる。
すなわち、骨髄で作られる免疫細胞である。
免疫細胞が作られる過程の障害による再生不良性貧血という難病に冒された少女が、姉からの骨髄移植を受け回復していく過程を追いながら、CGで描くバクテリアとミクロの戦士たちの戦闘シーンなど、生命維持のための闘いを描く。
「本文:第2章 pp.69〜75.」

【講談社コミック】『はたらく細胞』

『はたらく細胞』清水茜 著
講談社 シリウス コミック

細胞を擬人化した漫画
漫画と言って侮るなかれです。

 第5巻 24〜25話「ガン細胞」より
▶ ガン細胞は、白血球に対して「ワンパターンな攻撃だな。」と言い放った。喧嘩を売るなら手の内が知れすぎている
▶ 白血球も「なめるんじゃない」
▶ ガン細胞は、外から来た敵ではない、同じ細胞だ。
▶ 「やめろ!!ガン細胞」

● ガン細胞
細胞の遺伝子に異常が起きて、無軌道に増殖するようになった細胞。
周囲の正常な細胞との境界を犯し、どんどん増殖していく。

※ 解釈は、ほりぴ〜流の解釈で医学的には不十分かも知れません。

【健康を考える】

2024.07.07.初稿
今後、必要に応じ新しい【Note】のページを立ち上げず、加筆修正していこうと思います。

【高野利実さんのX.com】

2024.07.11.追記