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『数学的に考える力をつける本』

きっ掛けは『算数ファシリテーション入門』を読了し、Noteにアップしたことからでした。
【読了】『算数ファシリテーション入門』

数学的な思考としての本質は、計算することではなく「ものごとを構造的につかむ」「納得をつくる」「数字を使い簡潔にわかりやすく伝える」とありました。

『数学的に考える力をつける本』
深沢真太郎
知的生きかた文庫 (2020.07.10.)

はじめに

① 数学は人生を変えるためのもの
② 数学はものごとの構造をつかむためのもの
③ 数学は納得をつくるためのもの
④ 数学は簡潔にわかりやすく伝えるためのもの p.3
数学は計算が本質ではない p.4
数学的に考えること p.6

【1】 数学の本質を考える

数学を役立たせるか否かは、自分自身次第。
数学 = 計算 = 作業
計算する数学:円周率を3.14として計算する
説明する数学:円の直径の長さと円周の長さの比率 
pp.31〜34

代表的な「数学コトバ」
定義:定義する
変換:言い換えると
対立:一方で
否定:矛盾
条件:且つ
追加:そして
仮定:かりに
整理:いったん整理すると
因果:したがって
比喩:たとえば
理由:なぜなら
結論:つまり
省略:あきらかである
pp.40〜45.
構造把握 → 論証 → 説明
pp.46〜53.

【2】 数学コトバ

わかりやすい説明
カーナビのように、進行方向を教えながら。
文章は、出来るだけ短文で。
わかりやすい説明とは「短文で具体的な数字が入っている」
pp.56〜65.

【3】 「考える」とは「構造化」する力

数学が出来るではなく、数学的な思考になることを目指す。
pp.102〜133.

【4】 論証力の磨き方

納得
数学的帰納法

pp.156〜190.

【感想】

全体的に「話は具体的に、数字で示しながら話すと、理解しやすく伝わる。」と思いました。

【ブックレビュー】
『数学的に考える力をつける本』
初版の 講談社 (単行本)

【Twitterより】

2023.05.15.
2023.06.01. 追記