【Note】『統計学が最強の学問である』
フォローしている方の【読書記録】に目が止まりました。
統計の魅力とは、何だろう?
勘(K)と経験(K)と度胸(D)の時代から、
① データを重視する
② 理由にもとづいて 推論する
この2つではないでしょうか?
数式を使った実務統計ではなく「統計とは」を考えてみたいです。
第1章 統計学的な思考
統計学的な思考が、読み書きと同じように社会人として必須の能力となる日が来る。
H•G•ウエルズ (1903年)
どんな分野の議論においても、データを集めて分析することで最善の答えを出すことができる。p.8
紙とペンから「ITと統計」により飛躍的に進歩した。pp.24〜33.
第2章 サンプリング
全数調査とサンプリング調査
pp.44〜45.
第3章 誤差と因果関係
1) だからどうした p.66
2) こんな結果の出る可能性もある p.68
3) 誤差を考える pp.79〜85.
4) 適切なデータ分析をする pp.86〜91
第4章 & 第5章 ランダム化
randomization は、無作為化とも呼ばれています。
統計学の父 ロナルド•A•フィッシャー
『実験計画法』1953
ランダム化の3つの限界
①「現実」の壁
制限と不可能性 p.127
②「倫理」の壁
倫理ガイドライン p.128
③「感情」の壁
ランダム調査に不信感を持たれる p.131
第5章の回帰分析や重回帰分析、ロジスティク回帰などは、統計実務の範囲になると思いますので、省略します。
pp.135〜202.
第6章 統計学
6つの分野
① 実態把握を行なう社会調査
正確さが要求される
② 原因究明のための疫学•生物学統計
妥当な判断を求められる
③ 心理統計
④ データマイニング
大量のデータを統計学や人工知能などの分析手法を駆使して、「知識」を見出すための技術。
⑤ テキストマイニング
テキスト(text)「文章」を意味し、マイニング(mining)「採掘」という意味から、膨大なテキストの山から価値ある情報を掘り当てるといった意味が込められている。
⑥ 計量経済学
計量経済学とは、経済学の理論に基づいて経済モデルを作成し、統計学の方法によってその経済モデルの妥当性に関する実証分析を行う学問。
終章 (略)
【マガジン】
西内啓『統計学が最強の学問である』
2023.04.26.