GWとつぎはぎ
ゴールデンウィーク真っ只中。
鯉のぼりを久々に見て、公園や道端、電車で家族で行動している方々の姿を見るとほのぼのし、あぁ休日だ、ゴールデンウィークっていいなと思う。
ただ、それは自分がそう感じたいだけで、大型連休じゃなくても家族で行動している方々も多いだろうし、きっとゴールデンウィークだからこそ苦労している人もいるだろし、つくづく自分がその瞬間思いたいように思ってるんだなぁと感じる。
もちろん、それでいいと思うのだけど。
それは羨望だったりするのだと思う。
実際ゴールデンウィークの思い出って何かあったけなと、思い出そうとするがなかなか出てこない。
5月５日はこどもの日よりもGO GO！の日だとゴーゴーランプを追い求めて、パチンコ屋に夜勤明けに朝から並んだ記憶が残っているぐらいである。
演劇と言われる業界にいると何が休日なのか分からなくなるのも原因かもしれない。稽古の休みの日はバイトしてたり、観劇に行ったり、バイトが休みの日は稽古してたり、色んな所に顔を出したりで休日の線引きが曖昧な時期が長かった。
そんな今年のゴールデンウィークも稽古稽古の日々。
劇団水中ランナーの「つぎはぎ」の絶賛稽古中。
この「つぎはぎ」は過去に劇団水中ランナー第七回公演として、そしてNanaProduceさんで上演させて頂いた作品。
今回オーディションも開催させて頂き、新たな方々と新たな作品として、日々悶々とコツコツとズンズンと稽古させてもらっている。
改めて、自分は家族だったり血縁みたいなものに拘りがあったのかなぁと思ったりもしながら、色々思い返す。
過去ご一緒させて頂いた方々とは現在も変わらず仲良くさせてもらっている方もいれば、疎遠になってしまった方もいる。
疎遠になってしまったと自分が勝手に思ってしまっている場合もあれば、仲良くさせてもらってると思っていても、相手は疎遠になったと思っている方もいると思う。
先日も役者の友人が地元に帰る事になり、見送りとまではいかないが会う機会があった。もちろん、それが悪い事では決して無く、むしろ前向きで素敵な事だと思う（特にその友人の場合は）。その方がきっと良い方向にいくだろうなと思う事も多々ある。でも、何でだよ⁉頑張っていこうぜ（言えたとしてもこんな風には言えない）と言えない自分に情けなさみたいなものを感じてしまう時もある。
この業界だけでは無いと思うが、この業界にも沢山そういった事があって、自分はたまたま続けられているだけで、続けない方が良かったかなと思う事は過去にかなりあった。期待より不安が勝る日も沢山あった。
でも、今現在なんだかんだ続いているのは、過去に関わってくれた方々と今関わってくれている方々のお陰なのは間違いない。
劇団の知名度はまだまだ低く、チケットも手売りがほとんどを占めている現状、自分も告知を色んな方々に送らせてもらっている。
その中にはもちろん今まで関わらせてもらった方々もいて、数年ぶりに返信が返ってきたり、嬉し恥ずかしい内容だったりすると、前にこのnoteに書かせてもらった忘れてないけど、思い出さない記憶みたいなそれがブァーっと溢れ出てきて、それだけで礎みたいなものを勝手に感じる。
つくづく、自分が思いたいように思ってるなと感じる日々。
でも、きっとそれでいいのかもなと思いながら、稽古に励む。
「つぎはぎ」詳細載せさせて頂きます。
また書かせて頂くかもしれませんが、その時はお付き合い頂ければと。
劇団 水中ランナー 第十二回公演
「つぎはぎ」
作・演出 堀之内良太
ー第14回杉並演劇祭大賞受賞作ー
新たなキャストで描かれるそれぞれの家族の形
ある男が書類にサインする。それを見守る人々。
幼少期を共に過ごした者たちが織りなすつぎはぎの物語。
【出演】
鐘ヶ江佳太
虎子
鈴木暢海
坂本憲子
織田あいか
邉拓耶
順哉
天野なつ子
悦永舞
江島雄基
川村美喜
堀之内良太
【劇場】
サンモールスタジオ
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-19-10 サンモール第3M-B1
東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前駅」大木戸門出口(2番出口)より徒歩５分
【タイムスケジュール】
2022年
5月18日（水）19:00〜★
19日（木）14:00～★
20日（金）14:00〜/19:00〜
21日（土）13:00〜/18:00〜
22日（日）12:00～/16:00〜
※受付開始・開場は開演時間の30分前となります。
※未就学児童は入場をご遠慮ください。
【チケット】
前売り 4,300円
当日 4,500円
★前半割 4,000円(18日・19日前売りのみ)
＊全席自由席・税込価格
チケットご予約はこちらから。
何卒よろしくお願い致します！
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