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第3回公認心理師試験受験のこと ③模試

模試を受けるか否か。その人の判断になるかと思いますが、私は受けてよかったです。本番の時間配分は午前・午後約2時間ずつ。1問どの位で解けばよいのか?久々のマークシートに慣れること等を踏まえると、本番に向けて一度経験しておくことは無駄ではありません。

ただし、模試は結構高いので、現任者講習会テキストに掲載されている過去問等を時間を決めて解くこともひとつの手です。マークシートはプロロゴスさんのページでダウンロード可能です。

受けた模試

① 河合塾KALS×プロロゴス

答案提出後、個人成績表や統計資料が送付されてきます。また、解説講義も視聴可能。解説講義は、1問ずつに対する解説ではなくポイントとなる問題をピックアップした内容でした。比較的、解きやすく理解しやすい問題が多かった印象で「もしかしたら頑張れば合格できるのでは…!」と希望を与えてもらった模試でした。

② 京都コムニタス&辰已法律研究所 

プレ模試+第1回・第2回模試を受けました。模試時期にTwitterを見ると「辰巳模試マジ難しい!」という言葉をよく目にしました。私も模試を解いている最中に「全く聞いたことないんですけど!」という言葉に遭遇しまくって自信喪失。ただ、模試で知らない言葉に出会えたことにより、メインにもサブテキストにも掲載されていない内容を学べたことが本番の試験で大きなプラスとなりました。

WEBで解答入力後すぐに自分の得点、全体平均点、順位、偏差値、肢別解答率を閲覧可能です。

③ 福村出版と和光大学 髙坂康雅先生

解答速報でお馴染みの髙坂先生です。公認心理師試験直前対策講座として、160問の模試+模擬問題の解答と解説(約4時間)のDVDがついています。解説資料はA4用紙にパワポ4スライドが印刷されているため、文字が小さめです。

何といっても模試1問ずつに対して解説があるのが素晴らしかったです。しかも模試+DVD4枚+解説資料セットで8,000円!DVDは車等で何度も聞きましたが、youtube等で動画視聴できる方が需要としては大きいのではないかと思います。

模試の活用法

私は模試で新しい知識を得ることが多かったので、とにかく赤本の関連ページ余白に追記しました。受験直前は、模試をもう一度解いて、解説を読み返すことを行いましたが、ビックリするくらい内容を忘れていて焦りました。繰り返し行う+精緻化しないとダメということが身をもってわかりました。

公認心理師試験に関しては、上位〇%が合格という試験ではありません。そのため、この模試を受けた中で自分がどの位の位置にいるかということはあまり意味がないのかもしれません。

自分が合格基準の138点に到達する実力があるのか?不得意分野はどこなのか?時間配分をどうするか?マークシートの使い方は大丈夫か?そのような部分の確認に模試は役立つのではないかと思います。

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