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CL愛知2023エクストラ6-2完走 チリーンコントロール

初めまして、ほりこーと申します。普段は神戸の三宮でポケカを嗜んでおります。

今回は、CL愛知2023のエクストラオープンリーグにて僕が使用し、6勝2敗で完走できたチリーンコントロールについてnoteにまとめたいと思います。

実は初CLでした

このデッキを組むに際して考えたことを言語化して残しておくことが大事かと思い、またこれを機にエクストラを楽しんでいる方との繋がりを増やせたり、スタンダードしかしていない人にもエクストラを布教できたりすると嬉しいなと思ったためです。

こうして記事を書くのは初めてですので、拙い文章になるかと思いますが大目に見てください。

また、カード名については略称を用います(ダイゴの決断→ダイゴ、など)。ご了承ください。

本デッキの構築過程

まず初めに僕が普段ポケカをしている神戸三宮という地域ですが、エクストラに関しては異常なほどのLO(Library Out、山札切れを狙って勝つデッキタイプ)環境となっています。その昔、エクのトレリが開催された際には4/4がそれぞれ異なるタイプのLOだったことがあるとか…。
そのような環境にいますと、当然僕もLOを使うようになります。三宮ではLOを使われる側も対LO練度がかなり高いので、使う側もとてもよい練習になりますし、またLOのプレイングについてもたくさんアドバイスをいただけます。
僕は主にwall stall(いわゆるカビゴンLO)を使っており、12月から始まったエクストラバトルではこれを用いて2度の優勝を経験しました。
こうしたことから、僕自身の練度が最も高いデッキはstallとなり、CL愛知でも当然これを使うつもりでした。

当初の候補であったstall

ところがどっこい、いざ練習を始めるとてんで勝てません。エクストラバトルでは、やはり対LOに慣れていない人も多く、簡単に勝てる試合がかなりあったり、本来不利対面のはずの黒馬にも余裕を持って勝つことがありました。
しかし三宮では全く通用しません。本来stallが有利と言われていたレジドラゴ相手にもかなりギリギリの勝負をしていましたし、ルギアや黒馬には一勝もできないぐらいでした。
この状況ではCLのレベルでは誰にも勝てないだろうと思い、ここで僕はstallに見切りを付け、新たなLOデッキを探すことになります。
(エボコンは黒馬とドラゴダストが無理すぎるのでボツ)

いやそこで、なんでLO以外を使うことにならないのかって?

それは僕が12月のエクストラバトル期間開始から2ヶ月以上stallしか使っておらず、サイドの取り方がわからなくなっていたからです。
実際にCL調整メンバーの壁役では、僕の黒馬が下手クソ過ぎて練習にならなかったことがありました。その節はすみませんでした。

というわけで新たなLOを模索するのですが、その際にstallの弱みを考えました。それが以下になります。

・初動が弱い
・手札干渉に弱い
・たねポケモンが並ばない

初動の弱さについて、従来のstallはダイゴや殿堂の書でカードをかき集めるのですが、それらが引けないと手札の使えるカードを使うだけに終わってしまいます。しかもルザミーネやカウンターキャッチャー、センパイとコウハイなど、初めのターンに使うことの出来ないカードがたくさん入っており、ほとんどなにも出来ずにターンを返す可能性があります。相手がこちらのカビゴンやソーナンスで止まっていなければ、そのまま負けてしまうこともあります。

次に手札干渉に対する弱さについて、ダイゴの決断で必要なカードを引っ張ってきたところで、その返しにマリィを打たれると、それらが全て山の下に沈んでしまいます。そしてマリィで引いたカードやトップドローではなにも出来ない、といったことが起こります。特に黒馬にマリィ+ナイトウォッチャーをされると、トップを含めた3枚で相手の動きを止めなければならなくなり、とても厳しいです。

そして、たねポケモンが並ばない。僕はこれがかなり厳しい点であると考えました。現環境でTier上位にいるルギアやレジドラゴは、追加効果GGエンドや、タイムレスGX+ディストーション(ドラゴンレーザー、ラウドソニック)で、実質1ターンでこちらのポケモンを2体倒してきます。そのタイミングでこちらが手札干渉されると、次のポケモンが置けずに種切れで負けてしまうということが起こってきます。ダイゴでは使用後に番が終わってしまうので、結局たねポケモンがベンチに置けず、この解決にはなりません。

そこでこの3点を解消するカードとして思いついたのがブルーの探索です。

SRほしい


このカード、ダイゴと異なり使用しても番が終わらないので、持ってきたたねポケモンをそのままベンチに出せるし、マリィの返しに引いても持ってきたカードがそのまま使えるし、後攻1ターン目にできることの幅が増えるしと、上記の問題の解決にピッタリです。

ただし特性を持つポケモンが自分の場にいると使えないため、カビゴンやソーナンスは使えません。必然的にワザを打つポケモンを使うことになります。
相手の動きが止まるワザを持つポケモン…あわよくばキリンリキとの取り回しがいいように水晶を共有できる超タイプで、なおかつそのワザが後攻1ターン目で打てるよう1エネで打てる…そんなやついるのか……?

おったわ

というわけでチリーンをメインにしたデッキに決まりました。
ちなみにチリーンを発見したのはCL本番3日前なので、以下に載せるレシピはあまり煮詰まっていません。あーしても良かったかもなってところがちょこちょこありますが、ご了承ください。

デッキレシピ、及び各種採用理由

CL当日使用


チリーン(4)
本デッキのコンセプトであり、ブルーを打てるラボの効かないソーナンス。後1でワザを打つためにスタートしてほしいので4枚。
チリーンスタートを見た相手が先1デデチェンジなどで走ってくる、もしくはワンダータッチでサポートを抱える場合があるが、そのためにボールを使う動きは弱いので全然許容である。

キリンリキ(2)


レジドラゴメタであり、相手の手札干渉札(N、マリィ)やグズマをロストする。ブルーからの水晶でエネと同時にアクセスできるので、従来のstallよりもロスト送りが容易に宣言できる。ディストーションでは倒れないため、2体並べておくとほぼ必ず相手のオンバーンGXをロストできるので2枚。

ミカルゲ(1)


チリーンに次ぐテキスト確認されポケ。ルザミーネがないため、「しろなきせかい」でサポートを戻す。また「せんりつ」で黒馬のアストラルビットやオロヨノのナイトウォッチャーを止めたりする。タンカで使い回せば足り、たねポケモン主体のデッキはミライドンくらいと予想したため1枚。

レジロック(2)


Ωバリア(特性ではなく古代能力なので、サイレントラボで無効化されない)。グズマで呼ばれないため倒されることが少なく、種切れを防ぐポケモンとしては最強と考えている。またレジロックでスタートした場合、相手はこちらのデッキをstallと予想して盤面を広げないので、動きを止めるこちらのデッキとしては嬉しい。さらにかるいしを持ってきて貼るとスタートにも対応できる上、ブロアーなどでも剥がされないためその後の前後移動がスムーズになる。
ツールジャマーを貼って相手の逃げエネが2以上のポケモンを縛ることもあるため2枚。
ちなみにかるいしを貼るため、逃げエネの少ないラクライを採用する意味は無い。

アローラニャース、アローラペルシアンGX(1-1)


対ルギア最終兵器だが、ダブドラを付けたドラゴが殴れなくなったりもする。自分で雪道を貼るミスをしなくてよかった。

霧の水晶(4)
ブルーでポケモンとエネルギーを持ってこれるため4枚。

ヒスイのヘビーボール(1)
ミカルゲ、アローラニャース、レジロックの救出用。さすがに1枚でいい。

レスキュータンカ(1)
ミカルゲやキリンリキを使い回すので必要。これは後述するふつうのつりざおとかなり迷ったが、ブルーから水晶と持ってくるときに、そのまま手札に戻せるとすぐにワザを打てるため、タンカに軍配が上がった。

改造ハンマー(1)
サポ権を使わずエネを割れるカード。ドラゴが蔓延る環境で入れないわけはない。

フィールドブロアー(1)
ドラゴの葉隠れポンチョを剥がすためのカード。本当にそれだけ。
そもそも神殿・ラボ・雪道・パラレルのどれを貼られても痛くないので剥がすスタジアムがない。かるいしは貼られたターンに仕事をするので後から割っても特に意味はなく、役割対象がかるいしだけなのなら予防性能のあるツールジャマーの方が強い。
実際CL当日では1度も使わなかったと記憶している。

カウンターキャッチャー(2)
サポ権を使わないボスの司令。ツールジャマーと合わせて相手のポケモンを縛り、ターンをもらう。このデッキはカビゴンほど執拗にポケモンを縛らない上、初動では必要ないので、従来のstallから枚数を減らして2枚。

ぐんぐんシェイク(1)
アローラニャース&アローラペルシアン用。以上。

バトルサーチャー(2)
サポートを使い回せる、エクストラのデッキパワーがバケモノである理由みたいなカード。しかし初動では腐るため枚数を減らして2枚。僕はstallに脳死で4枚入れていたため、この発想をアドバイスしていただいた三宮の方には頭が上がらない。

トレーナーズポスト(3)
後攻1ターン目にブルーに触れる確率を上げるカード(最悪Nでもシロナでもいい)。4枚は多いけど2枚じゃ少ないから3枚〜と枚数は感覚で決めた。
トレーナーズポストからフレア団がめくれると脳汁。

ターゲットホイッスル(1)
性能はやまびこホーンと同じ。ドラゴに対してわざマシンを減らしながら縛るポケモンを用意できるのでさすがに強すぎる。
このカードを使う時にテキスト確認される時間がもったいないので本来はメジャーなやまびこホーンの方がいいのだろうが、僕は連撃デッキじゃないのに連撃マークが付いてるカードがあるのが気持ち悪いのでホイッスルにしている。

魅惑のポフレ(1)
相手が手札に溜め込んだ特性持ちポケモンを強制的に場に出す。相手が特性で回すのを予防できるのに加え、手札を見れるのがあまりにも強い。相手が次のターン止まると予想出来ればチリーンのワザをやめて逃がして、すぐにロスト送りするかミカルゲでサポートを手札に戻してよい。

ダウジングマシン(ACE)
カウンターキャッチャー、ホイッスル、ポフレ、ジャマーなど2回使いたいグッズ(ポケモンのどうぐ)が多いため採用。3枚目のサーチャーとしても機能する。

かるいし(2)
バトル場のポケモンを逃がすどうぐ。レジロックに貼ると剥がされないので強いと感じ2枚。
1枚は回収ネットにしてもよかったかもしれない。

ツールジャマー(1)
ツールジャマーをレジロックに貼ると剥がされないので、かるいしの付いたダストダスやアローラベトベトンなどをこれで縛ることができる。ただ、このデッキには特性を持つポケモンがいないのでその2匹はあまり立てられなかった。
しかしどのポケモンに貼っても強いため、本当は2枚欲しいカード。

ブルーの探索(4)
番が終わらないダイゴの決断(言い過ぎ)。水晶を経由するとエネとワザを打つポケモンを持ってこれる。さらにどちらかが手札にあればかるいしも用意できるため、ブルーが初手にあるとほぼ確実に後攻1ターン目にチリーンのワザが打てると言っていい。

グズマ(1)
グッズロック下で相手のポケモンを縛るカード。かるいしレジロックがいるとこちらの前後移動は自由なので、使い勝手はいい。
CL当日はあまり使わなかった。

グラジオ(1)
サイドに埋まったタンカやぐんぐんシェイク、アロペルを回収する。サポ権を使い、なおかつほぼ1度切りなので、長いゲームプランで見て必要なカードを回収する方が無難。

ザオボー(1)
主にドラゴに対してダブドラをロストする。レガシースターでトラッシュのダブドラは回収されるのでロスト送りと同時にエネは割りたいところを、このカードは1枚で必要を満たす。

プルメリ(1)
相手のベンチポケモンの基本エネルギーを割れるカード。このデッキには殿堂の書はないため、手札のコストには注意を払った(具体的には次にブルーかNかシロナを使う時でないとプルメリを使わない、など)。

フレア団のしたっぱ(3)
基本エネルギーも割れるカード。手札干渉の後に触りたいので3枚。従来のstallは1枚か2枚の採用で、これをサーチャーで使い回すといった感じであったが、それではトラッシュにフレア団が落ちている必要があったため、初動の強さに繋がらないと感じ現物を増やす結果となった。

スカル団のしたっぱ(1)
次のターンの手張りを許さないカード。ドラゴは2回エネルギーを手張りしないと攻撃できないポケモンであり、その攻撃のテンポをずらすことが必要であるが、ベンチで用意された場合には手札コストのかかるプルメリを使わなければならず、基本エネルギーはザオボーで割れない。こうした場合にスカル団で手札のエネルギーをトラッシュできると、次のターンに相手はサポートかポケモンの特性でエネルギーを用意しなくてはならない。ところが特性はチリーンによって止まっているためサポートに依存しなくてはならず、手張りの要求が上がる。
また黒馬に対しても、冥界の扉を許さない構築なので手札にエネが溜まりやすく、スカル団1回で次のターンに手張りできないといったことを引き起こす事も出来る。

N(2)
あらゆるデッキにN+カウンターキャッチャー(+ホイッスルorポフレ)が最強なので2枚。これをすればほとんどのデッキが1ターンは止まってくれる。
また初動ではドロサポの役割を果たす。

シロナ(1)
stallのソーナンスなどでもそうであるが、このチリーンなど相手の動きを鈍らせるデッキでは、Nを打つことで止まっている相手の手札をリフレッシュさせてしまうことは返ってよくない。博士の研究(プラターヌ博士、アララギ博士)のようにリソースを減らしてしまうこともない、自分だけがドローするカードとして採用している。
またLOミラーではこのカードがないと、自分の山だけを回復させるということができないので負けてしまう。
stallを組むなら絶対になくてはならないカードの1枚。

メイ(1)
従来のstallと違い基本エネルギーを採用しているこのデッキにおいては、3枚のカードを持ってこれるこのカードはセンパイとコウハイよりも強い。かるいし+エネルギー+αで任意のポケモンがワザを打てる。

センパイとコウハイ(1)
メイの方が有用であるのは確かだが、ツールジャマーとカウンターキャッチャーなど2枚のトレーナーズを持ってきたい場面もあったため、このカードは抜けなかった。

ロケット団の工作(1)
相手のリソースを削る。LOに必要なカードなので採用。

頂きへの雪道(3)
チリーンと合わせて二重で特性を止める。ロスト送りや、しろなきせかいを宣言しなければならないが相手に動かれたくない時、このカードで綱渡りしていた。

基本超エネルギー(6)
初めは7枚で組んだが、アロペルの枠を空けるために6枚になった。

検討したものの不採用となったカード

クチート

相手のバトルポケモンを逃げられなくする。序盤に走るために置いた、またはポフレで引っ張りだされたデデクロテテフを、グズマの効かないレジロックと合わせて縛ることができる。しかしこれをするにはベンチからΩバリア以外を消す必要があるため、回収ネットが必須になる。
じゃあかるいしを1枚回収ネットにして、これを入れられなかったのかと言われればまあ、それは煮詰められなかったので、といったところである。
またΩバリア以外を消さなくとも、逃げるために打ったグズマをロスト送りしてもう一度逃げられなくすればよかったじゃないかと言われれば、煮詰められなかったので、はい。

ネストボール
水晶で触れないレジロックやアローラニャースをベンチに出すカード。水晶を減らすわけにはいかず、枠が無いので断念した。しかしアローラニャースはルギアに殴られた返しでメイやセンコウからシェイクと一緒に用意すればよいし、レジロックに関してはこのデッキのメインは縛ることではないので、置ける時に置ければそれでよかった。
枠があれば入れたい。

回収ネット
ダメカンの乗ったポケモンの回復及び入れ替え手段。正直かるいしの2枚目はこれでよかったかもしれない。

ふつうのつりざお
基本エネルギーも戻せるため本デッキではかなり強いと思われた。しかしタンカの説明で述べたようにブルー、水晶と合わせて使う点ではタンカに劣った。
またCL当日は、チリーンのエネを切って逃げ、ミカルゲかキリンリキでワザを打つということが多かったが、エネが足りなくなるということはなかったため、本当にタンカで十分だったと思う。

ルザミーネ

SRほしい


stallでは必ず採用されるカード。ルザミーネでルザミーネを回収できるため、任意のサポートを2ターンに1度使える。エネ割りをループしたり、相手が止まったところでロケット団の工作をループして山を削ったりする。
しかし序盤に使えるカードではないので、初動の弱さが目立ち抜いてしまった。本当は入れたかったが、ミカルゲがなんとかこの枠を担ったため彼に全てを一任した。

当日のマッチアップ


1.三鳥アメイジングカイオーガアメイジングライコウルギア(両負け)
アロペルがサイドに落ちており、グラジオで救出を試みるも、相手の手札干渉のタイミングがよくなかなか上手くいかない。また救出できたあとも、相手の手札干渉でアロペルが手札に来てしまうなどして、アロペルが立つのが遅れてしまい、時間切れ。
初めてのチリーン実戦ということで慣れなかったのもありプレイが遅かったのかもしれない。

2.ドラゴンルギア⭕️
アロペルを立てて詰み、終わり。

3.ドラゴンルギア⭕️
アロペルを立てて詰み、終わり。

4.アルセゾロ
相手のスティンガーGXで、僕が誤ってサイドと一緒に手札も混ぜてしまってサイドペナ3をもらい、そのままスティンガーで置いた3枚を相手がとって試合終了。

5.stall⭕️
相手ラクライスタート、こちらキリンリキスタート。stallが確定したので勝ちを確信、基本エネの量とそれを割るカードの量はこちらが多いので、ロスト送りの言い合いで負けるはずがない。相手のエネを割って即ロストを繰り返し投了をもらう。

6.ドラゴンルギア⭕️
アロペルを立てて詰み、終わり。

7.レジドラゴ⭕️
エネ割り、ロスト送りを繰り返す。相手の投了を貰う。

8.黒馬⭕️
こちらキリンリキスタート、相手はこちらを黒馬かLOと予想し、中間択としてボールでテテフを持ってくるだけで番を返した(対戦終了後に聞いた)。それを見てこちらはかるいし水晶チリーン手張りで後1ちんもくのすず、相手が止まる。その後も相手を止め続けた末、ナンスをホイッスルで呼び出して縛り、逃げエネを割り切ってLO勝ち.

各対面の立ち回り

僕や調整メンバーが考えていたTier上位の仮想敵のみ紹介します。
・レジドラゴ:有利
チリーンで動きを止めながらエネを割り、わざマシンをロストします。進化させる素振りが無ければミカルゲでワザを止めましょう。

・ルギア:有利(?)
チリーンのワザによってルギアがミツルからしか進化しないので、従来のstallよりも相手の動きが止まります。その間にブルーやグラジオでパーツを集めます。ミツルを打ったターンは手札干渉をされないので、次のターンにセンコウかメイからアロペルを立てて詰ませます。
ちなみに僕はルギアは先行をとると思ってこのデッキを組みました。ジャンケンに負けて後攻を取られてワンキルされたら泣いてください。

・stall:有利
一般的なstallは基本エネを割るカードと基本エネがこちらより少ないので、エネを割ってロスト送りを繰り返すと先にエネが全てロストされるのは相手です。そうして相手がロスト送りを言えなくなったら、あとはミカルゲでロケット団をループして勝ちです。

・黒馬:五分
チリーンのワザで進化させない+雪道で冥界の扉を言わせません。相手のターン1回の手張りに合わせてエネを割りましょう。仮に相手が先1クライマックスゲートで黒馬の上を出してきたら、ムゲンダイナをΩバリアで縛ります。
またマリィ+ナイトウォッチャーをされても、従来のstallよりも当たり札が多いため、しっかりと山圧縮をしていればなんとかなる可能性が高いです。

・ミライドン及び雷系統:不利
従来のstallよりもグッズに依存している上、カビゴンやソーナンスよりHPの低いポケモンが多いため、パラライズボルトに弱いです。ツールジャマーミカルゲで「せんりつ」を打ちながら、エネを割ってお祈りしましょう。

最後に

初めて参加したCLで、こうしたオリジナルの構築で完走という結果を残せたことはとても嬉しいです。
次の目標をトナメに据えて、これからも精進していく所存です。
今大会のために練習に付き合ってくれた三宮の皆さん、愛知で新たに出会った皆さん、対戦相手の方々や運営・ジャッジの方々、本当にありがとうございました。

本記事はここまでとなります。お読みいただきありがとうございます。

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