見出し画像

2023J1 第4節 FC東京vs横浜FC を見てきた

開幕戦以来のJ1リーグ。味スタに行ってきました。毎年アウェイの柏とか京都とかに行ってるんですが、今回は沖縄に野球のキャンプに行ったりしていたので参加できず。今年2試合目の観戦です。

曇り空の味スタでした。昼の陽気から一変、若干肌寒い感じに。

さて東京ですが。開幕で輝いた安部柊斗をはじめ、渡邊凌麿を怪我で欠き、今や絶対的な存在の松木玖生はU20代表に召集されて不在。いきなりやりくりが難しい状態に。

今日の先発はクバ、帆高、木本、エンリケ、カシーフ、中盤の底に東、その前に小泉慶と寺山翼、両ワイドに仲川と俵積田、一番前ディエゴ。新人二人に頼る感じにならざるを得ない形。いやまあ、見るほうからすると興味津々ではあるのだけど。
相手の横浜FCには中村拓海と三田の名前が見える。負けられないけど彼らにも頑張ってほしい。

前半

試合は開始4分からいきなり動く。右に開いた仲川からインナーラップした中村帆高へ。帆高がマイナスのクロスを中に送るとうまくディエゴに入り、そこからゴール隅へ流し込むようにゴール!1-0。

精度はともかく積極的に上下動する中村帆高が一つ結果を出した。チームとしてはディエゴが得点したのは大きい。

横浜FCは後ろから繋ぐビルドアップするものの、今日は東京のプレスがハマり高い位置でボールが奪える形が徐々に出てくる。そんな中、前半26分に追加点。ディエゴのプレスを嫌ったDF同士の横パスを仲川がかっさらってゴール隅に流し込む!2-0。

いや、ボールに詰めるスピードもさすがだけど、奪ってからゴールに流し込むチップキックも素晴らしい。

仲川の技ありゴール後。ディエゴが嬉しそうだった。

仲川も今日はコンディションがあがったのか、開幕戦とはキレが全然違うように見えた。スピードを活かしたプレスも効果的だったし、今後裏抜けに合わせられるようになれば額面通りの活躍をしてくれそうだ。

今、東京ファンの間で今一番期待を集めているのは俵積田だろう。ユース上がりの高卒新人だが、ボールをさらしながら縦に横に仕掛けるドリブルはトップチームで完全に通用。今日も中村拓海を相手にぶっちぎるシーンを作るなど、存在感を見せた。これから客を呼べる選手である。
まあ本人は今日1点欲しかったと思っただろうな。惜しいシーンがたくさんありました。

個人的には中村拓海とのマッチアップは熱かったですね。

さてその俵積田にぶっちぎられた中村拓海。相変わらず飄々と前にいいボールを送る形を見せていた。後半終了間際に速いクロスからオウンゴールを誘っていとも簡単に古巣への恩返しを完了。2-1で前半を折り返す。

そういえば、前半途中に中村帆高が負傷でピッチを退いて長友が入った。良くも悪くも存在感が大きくなっていた中村帆高だけに、長い怪我でないといいのだが。

後半

後半は横浜の集中力がさらに落ちたのか、チャンスを量産する東京。ただ、横浜FCのGK永井が素晴らしいのか、こっちの決定力がアレなのかわからないがゴールを割ることができない展開。
いくら優勢でも1点差じゃ怖いなあと思っていたら、61分に長友からのクロスをディエゴが綺麗に決めて追加点!相手をきれいにはがしての見事なクロスからドンピシャのヘッドでした。きれいな得点で3-1。

ディエゴの2点目の後。仲川は一番この時が嬉しそうだった。
謎の団体競技みたいになってゴール裏へw

その後も東京ペースで試合は続くものの、GKの好守やうちの決定力のアレもあってそのまま3-1で試合終了。

3-1で見事な勝利でした。

開幕戦以来の勝利でこれで2勝1敗1分。まだ今年の東京がどうこうというのは早いが、プレスの強度が弱く、チームの練度も低い浦和と横浜FCから勝ち点3が取れているのはまずまずか。逆にプレスのきつい京都に完敗したあたりをどう改善するかが見どころか。

試合終了直後。いや塚川かわいいのよ

個人的に今年一番期待したいのは俵積田と中村帆高かな。俵積田は見ての通りわくわくしかない。中村帆高は考え込んで悩みこむタイプの彼が気持ちを全面に出す覚悟を決めたのであれば応援するのみ。柱の陰からそっと応援したい。

試合後周回する選手たちも笑顔がたくさん見えてよかった。アルベルさんが最大の熱量でシャーをしてたのは気になるけどなw いやまだ勝つべき相手はたくさんいるんですよとお伝えしたいw

カメラマンに中村帆高を撮れと詰め寄る長友さん
ユルネバでした
仲川の初シャー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?