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FC東京、ルヴァンカップ制覇!をホテルから観戦

現地には仕事で行けず。徹夜明けのテレビ観戦に

2021年1月4日の月曜日。延期されたルヴァンカップの新日程が発表されたときは自分は絶望していました。今の自分の仕事は年末年始のシステム更改。新しいシステムのサービスインは、ええ、2021年1月4日の月曜日です。チケットは泣きながらリセールに出しました。

さて1月4日当日ですが、想定通りというかなんというか、1月3日の夜から電話で呼び出しが来てトラブル対応ー徹夜作業が続き、自分が解放されたのが1月4日の昼13時。

家に帰る気力もないので現場の近くのホテルに逃げ込みました。東京の試合はアウェイ含めても8割ぐらいは現地観戦の自分。まさかホテルからルヴァンカップを見ることになるとはねえ。

徹夜明けなのでうつらうつらしながらの観戦です。でも試合開始のタイミングは覚えています。晴れの舞台のFC東京は、連戦の時とは全く違う、生き生きとした動きをしていました。

疲れがないとこんなに素晴らしいチームなんだ!と感動したぐらい。高い位置でボールを奪って繋ぐ形が何度も見られて、レアンドロの先制点につながりました。いや、レアン格が違うね。その後も寝落ちしつつの観戦でしたが東京ペースだった模様。ところが、前半終了間際に波多野豪が大谷にうまく嵌められて安い失点。ゲームは完全に振り出しに。

次に気が付いた時には後半は始まっていました。後半開始は柏ペースだったようですが、途中投入されたアダとタマがリズムを変え、74分にアダが永井が落とした無理目のパスをつま先でつついてゴール!「え、入ったの?」ってぐらいアダの足が伸びていました。これもスーパーゴール。目が覚めたけどやっぱりうつらうつら。最後は東京がうまく試合をクローズして見事に2-1で勝利!FC東京は3度目のルヴァンカップ制覇です。素晴らしい!

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ルヴァンでもなんでも優勝はいいもんだし、なんだあのモリゲの笑顔は。

いやしかし、正直言います。ルヴァンはもうすでに2度取ってるし、ACL組でいきなりトーナメントからの参加だし、3大タイトルといっても格で言うと一つ落ちるし、ルヴァン獲っても自分自身そんなに嬉しくないよなあと思ってたんですよ。ACL獲ってほしかったなあ、ぐらいの気持ちで。いや、実際は全然違いましたね。最高に嬉しくて泣いたり笑ったりしてました。

試合内容がよくて盛り上がったのもある。コンディションのいい選手がバチバチやりあって、東京のペースで完勝したことはもちろん嬉しかった。でも、一番グッと来てしまったのは嬉しそうにしている選手たちを見たとき。東やモリゲがカップを掲げながら嬉しそうにはしゃいでるのを見るとねえ、来るものがありますよ。彼らはここのところずっと悔しい思いをしてきたのだなあ、今それが報われた瞬間が来てるんだなあと思うと、しみじみとこちらも嬉しさと同時に涙が出てきます。仕事徹夜明けのホテルで寝ぼけながら涙ぐんでましたよ。よかったねえ。最高だよ。

しかし東はいいんだよ、感情がいつも出ちゃうタイプだからさ。でもあのモリゲの解き放たれたような笑顔はなんですか。俺モリゲが東京に来た時から見てるけど、モリゲのあんな笑顔見たことなかったよ。本当によかった、よかった。あの笑顔でもう7500万ですよ。

テレビ中継が終わった後、日比野真理さんの完璧な司会の優勝報告会を見ながらもう一度幸せな眠りにつきました。寝て起きてからもう一度見たけど、いつも質問をはぐらかす健太さんもはしゃいでて、モリゲもはっちゃけたままで、帆高は馬鹿まじめでさあ、とっても素敵な報告会でしたよ。未見の方はみることをお勧めします。

以上、妙な記憶に残りそうなルヴァンカップ奪取の日でした。まあ、次のタイトルは現地で見たいです。大声で喜びたい!





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