産休前に考えた

出産を控え、そろそろ仕事がおやすみに入る。

前回の出産から6年。もう遠い昔のような気もする。そもそも前回は出産と同時に退職したので、おやすみ、という感覚ではなかった。

妊娠して働くこと。様々な苦労や本人の体調や職場・家族の支え等。人それぞれ色んなことがあるので何とも言えませんが。

私は最後まで元気に通勤し、楽しく目一杯仕事できました(あと数日ありますが)。もう産休、出産なんかも最後の予定なので、1回目の産休から思った事を忘れぬうちに書いておこうと。

それは。『いいおばちゃん力を身につけて年を重ねる』ということ。

6年前にこう思い付いたものの、なんかいい言葉が見つからないから、そのまま書くと語彙力が足らないのですが。若者から見たら私もしっかりおばちゃんなのは承知のうえで。

6年前と今は仕事が変わっているので、そこで出会う先輩方も違うのですがね。

皆さん総じて優しい、ちょっと大胆に話すことで職場の雰囲気を明るくしてくれる、仕事を自由にやらせてくれるうえに、大事な一線は絶対に越えないよう守ってくれる、自分の時の事(妊娠、出産)を話してもマウント取るようなことはしない、さりげなく家庭の話等してくれて、何となく10年後の生活(の一幕)を妄想できる…言い出したらきりがないくらい、たくさんの素敵なおばちゃん先輩たちに出会いました。

今朝なんか、いつも混雑の通勤電車でドア付近に立っていたら、自分の前の席があいたおばちゃんが、席をガードしつつ私に「座って」って言ってくれた。仕事の関係者でもなんでもないけど、ありがたいおばちゃん。ネイルが綺麗だったな。

私、お腹が目立ってから、混んでいる電車やバスで座席の前に立つことが嫌になっててね。私個人としては、元気だし、座りたいくらい辛い…みたいなこともないし、手すりにつかまれれば大丈夫と思っているのだけど。座席の前に立つと、どうも座っている人への無言のプレッシャーかけてるような気がしてしまってなかなか…ね。まぁこそこそ立ってても、気付かれないのだが(笑)譲られないことは全然気にならない。

話それたのですが。

今朝の件で思い出した、いいおばちゃん力。

私も若者に、いいおばちゃんと見られるよう、この人が職場にいてよかったと思われるようでありたい。

どんな人がいいおばちゃん力のある人なのか、しばし時間ができるこれから、考えてみたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?