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メニューのこだわり【カレーライス】鶏肉編

12/23の高校駅伝の影響もあり、今年の最高売上を更新することが出来ました。
幸いにも休みだった妻と息子が一緒に店に来てくれて事なきを得ました。

一緒に働いてくれたスタッフ、駆けつけてくれた上に私の休憩時間も働いてくれた妻、3時間以上もぐずることなく椅子に座って待っていてくれた息子、全員に感謝しています。

店舗を増やして規模が大きくなるとスタッフのフォローもしやすくなると思います。
次のお店へ繋げられるように頑張ります!

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カレーライスのこだわりとしては恐らく最後になります。
カレールゥの中に入っている鶏肉ですが、当店では冷凍ではないチルドの国産むね肉を使用しています。

お取引業者様がその時の流通状況に合わせて産地の異なる鶏肉を納品して下さっています。
基本的には宮崎県産、兵庫県産などが納品されることが多いです。

少しても安い価格で提供するならば、冷凍肉の方が安く仕入れられるのでは?と思う方もおられるかもしれませんが、

実は冷凍肉安くないです(笑)

何故なら加工して袋詰めして、
そこから冷凍するための手間が掛かりますが
冷蔵なら袋詰めしてそのまま出荷出来ます。

国産肉であれば、冷蔵のまま送られる方が安く、新鮮な良いものが届きます。

海外産(多くがブラジル産)の鶏肉の場合は輸送の都合があるため冷凍されているようです。
冷凍する手間と地球の裏側から輸送する手間を掛けても国産と同じコスト、またはそれ以下に安い鶏肉なのであれば当店では使う予定はありません。

その鶏肉を一口大にカットしますが、スプーンですくう事ができるサイズで少しでも大きくしようと今のサイズになりました。

鶏むね肉はパサパサボソボソ感があって好きではなく鶏もも肉の方が好き

という方も結構多いのではないでしょうか?

実は私も元々鶏もも肉の方が好きでした。
出来ることなら鶏むね肉は梅しそ系のサッパリとした料理以外では口にしたくないとさえ思っていました。

初めて食べた200円カレーの時の鶏むね肉は当然ながらパサパサボソボソの小さい肉が入っていました。

自分自身が美味しく食べたいと思って、下処理の一手間を加えることで柔らかく美味しく食べられるようになりました。

むしろ柔らかくなり過ぎて、カレールゥをかき混ぜている間に少しずつ小さくなってしまうこともあり申し訳ございません。

随分前の話ですが、鶏むね肉の在庫を切らしてしまって買い物に行った時に近くのスーパーに鶏むね肉が品切れしていたことがあります。

仕入価格が少し高くなるけれども鶏もも肉の方が美味しいだろうから良いかな、と思って一度だけ鶏もも肉でカレーをひと鍋だけ作った事があります。

提供したお客様にはその時は全員に説明してお詫びしてから販売致しました。

鶏もも肉で作ったカレーはどんな味になったんだろう?とワクワクしながら味見をしたら、

獣っぽい味と匂いがして驚きました。

同じ下処理してから調理したのですが、今までの鶏むね肉に慣れてしまったせいか、くどい味に感じてしまいました。

それからは鶏むね肉にずっと使用することを決めて守っています。

子供でもお年寄りの人でも食べられる柔らかさの鶏むね肉になっていると思いますので、食べられる際にはそれを感じて頂けると一手間掛けた甲斐があって嬉しいです。

次回はいよいよトッピングのこだわりに入っていきます。
まずはチーズから書いていきます。

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