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メニューのこだわり【カレーライス】その⑤ ご飯の炊き方 後半

色んな人が店にお越し頂くのですが、写真が取れなかったりお話する時間が取れなかったりすることがあります。
私が店に不在の時に顔出して下さることもあるので、基本的に来てくださった方との写真や話をSNSやブログに書くのを割愛させて頂いてます。

そんな中でたまにご紹介すると依怙贔屓感が出るので心苦しい部分もあるのですが、昨日ストーリークリエイターのHaruさんが来店、取材して頂きました。

↓↓Haruさんのプロフィール記事はこちら
https://harumizuki.me/story-haru/

どのように編集されるかはまだ分からずドキドキしていますが、記事が出来上がりましたらこのブログでもシェアさせて頂きます。
楽しみにしていてください!

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今回の記事はどこかのタイミングで編集して、前回の記事と合わせて一つにまとめる予定です。

⑤ライスネットの使用方法の誤りを正す

これはライスネットのメーカー様HPを調べていて知ったのですが、ライスネットは炊飯時に内側に折りたたまない方が美味しく炊けるそうです。
理由は炊飯時に釜の中がスムーズに循環するとのことです。

↑今までずっとこのように使用していました。

↑こんな感じで中心部を空けておいた方が良いそうです。

⑥浸水時間は夏場30分以上、冬場1時間以上

多くの人が知っていて、ご家庭でも先にお米を水に浸しておく方がほとんどだと思います。

以前の記事でも書いたように、お客様のご来店が多くて30分以上も水に浸して置いてからご飯を炊いていては間に合わない状況でした。

浸水が足りなければどのようなお米になるかというと、ひび割れがあったりお米が潰れやすくなります。
一年以上そのお米で提供していても、200円だから仕方ないかお許し頂ける方が多かったのだと思います。

今後も状況によっては浸水時間不足のご飯を提供せざるを得ないケースも起きるかもしれませんが、スタッフ全員と工夫を重ねていきます。

⑦蒸らし時間は15分。蒸気を逃がしてご飯にツヤを出す

最近の電気炊飯器ならば適切な蒸らし時間を炊飯器が教えてくれますが、業務用ガス炊飯器の場合は手動での対応となります。

調べた結果15分が適正時間で、蒸らし時間が長くなると蓋の裏に付いた水滴がご飯に落ちたりして水っぽい仕上がりになります。
逆に蒸らし時間が足りない場合は芯まで火が届いていない硬いご飯なってしまいます。

そして蒸らしが終わったご飯は出来る限り空気に触れさせる事が大事だと知りました。

炊き上がりのご飯が空気に触れることで、お米の表面に膜が貼り、それがご飯のツヤとなり一粒ずつ美しいご飯に変身します。

理想を言えば、釜の上側にある軽い米粒と、釜の下側にある重い米粒を均等に混ぜると全体の食味が均一になります。

↑電気保温ジャーなど無い時代ではおひつにご飯を移して食べられていました。
空気に触れてツヤの出たご飯なら冷めても美味しく食べられます。

こうして、調べては試し…の繰り返しでより良いご飯に日々進化しております。

モチモチプリプリ食感のご飯になってから、ご飯が美味しいと言って頂ける事が増えてきました。
ご家庭でも試せる事がありましたら、是非試してみてください。
毎日食べるものだからこそ、美味しさに工夫を重ねていきたいと思います。

次回は、カレーライスの中に入っている鶏肉についてです。
来週の更新をお楽しみに。
皆さま良い週末を。

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