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6月7日(日)雑な園芸日記#1

トップ画像にしたのはうちのペチュニアである。通販で買ったのが、とてもイキのいい苗だった。こういうちょっと高い苗にはだいたい名前がついている。この子は「下垂性ペチュニア ウェーブ」。通販で苗を買うのはかなり酔狂な行為なのではないかと思ったけれど、クール便が発達した現代ではそんなに珍しいことじゃないのかもしれない。近所の花屋で手に入らない苗を求めて通販に手を出してしまった。
ペチュニア・ウェーブはとても花がたくさんついて長持ちするらしい。今のところはとても花がついてきれいだ。

▲実を言うと通販の本命はブルーファンフラワーだった。ブルーファンフラワー(別名スカエボラ)は花の時期が長くて暑さに強い。何年か前に近所のスーパーで売ってたので植えてみたらとても丈夫で美しかった。10月ぐらいになっても元気に咲いていた。よくそのスーパーで苗を買ってたのだが、最近はバイヤーが変わったのか、珍しい苗は売れないのか、やる気が無くなってしまったのか、品ぞろえが少なくなってしまった。家から近いからとても便利だったのに…。残念過ぎる。

仕方なくネットで買い求めた。ついでにペチュニアも買った。ついでとは言え、ペチュニア・ウェーブはそんな買主の気持ちなど知らず元気に花をつけてる。植物というのは実にけなげである。「ついでなんてひどいわね、プンプン」などと怒ったりしないし、水と適度な肥料を与えてあげればすくすくと育つ。

昨日は近所の花屋でポーチュラカを6ポット、ペンタスを3ポット購入した。いずれも夏に育てやすい品種である。ポーチュラカは乾燥に強くほとんど水をあげなくても育つ。そして、横へ横へと伸びていき、ほとんど化け物級に大きく育ち、花をたくさんつける。そりゃもうすごい勢いで。花の色も深いローズから淡いピンク、黄色にオレンジ、しぼりもある。しかも1ポット100円ぐらいで買えてしまう。申し訳ないぐらいに雑園芸に向いている。
ペンタスはなんとなく出来心で買った。でも、この子も丈夫で美しい。出来心でもスネて育ったりはしない。あじさいみたいにまるく小さな花がまとまって咲く。深い赤と淡いピンク、それと白も買った。

モリモリとポーチュラカが育っていくのを見るのはとても楽しい。我が貸家の庭は無駄に広いのでグランドカバーには持ってこいだ。日当たりの悪いほうには3年ぐらい前にオシロイバナの種を蒔いた。一度蒔いておけば、毎年種がこぼれて花をつける。これはかなり大きく、根も張るので気を付けないと庭中オシロイバナに占領されるので注意が必要だ。

▲これはブルーファンフラワーをサントリーが品種改良した「サンク・エール」。近所のホームセンターで買った。まだ、花はついてないが、ブルーファンフラワーよりも花がたくさんつくらしい。玄関先におしゃれプランターも買ってみた。鉢底がプラスチックの網になっていて水はけがいい優れものである。今はいろんな植木鉢がリーズナブルに買えていい時代だ。ただ、重くてこれを持って駅(ホームセンターは隣駅にある)まで歩くのがつらかったことはお知らせしておく。
(それにしてもサントリーというのは何でもやってる会社なんだな…)

植物について書いていると延々書けてしまうので今日はこのへんで。花が咲いたら、またご報告させていただきたい(いや、すごく報告したい)。

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