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「サブスク疲れ」たまってませんか?

昨年くらいから「サブスク疲れ」という言葉をよく聞くようになった。

「サブスク疲れ」や「サブスク貧乏」といった言葉が広がっている。新型コロナウイルス下で定額・使い放題のサブスクリプション契約を増やしたものの、サービスを使い切れなかったり出費がかさんだりする人が多いためだ。日本経済新聞が1000万人規模のデータを分析すると、利用者がシビアに契約を選別する姿が浮かび上がってきた。

日経新聞より

サブスク疲れとは、一般的には「サブスクを使い切れずに解約すること」を指すようだ。

それではどうしてこういったサブスク疲れが起きるのか?

最初は「サブスクならあれもこれも見放題・聴き放題・読み放題だからお得だ」と思ってサブスクに登録したものの、使っていくうちに「思っていたより元が取れない」「せっかく払っているんだからもっと使わなくては」とあせる気持ち、これがサブスク疲れの原因だ。

これは食べ放題のビュッフェで、元を取ろうとして無理にいろんなものを食べすぎてしまう現象に似ている。

ビュッフェには食べ物がたくさんあり、どんなに食べても全部食べることはできない。そのため、「もっと食べなくてはもったいない」という強迫観念にも似た気持ちになってしまう。

自分の場合は、例えば映像系だけでもNetflix、Apple TV+、Disney+、U-NEXT、Amazon Primeなどを契約していて、毎週のように各プラットフォームから新しいオリジナルシリーズや映画の大作が配信され、ウォッチリストにどんどんコンテンツがたまっていく。

すると、リストアップした作品を1.5倍速で見たり、スキップしたりして、「とにかくコンテンツを見てしまおう」というマインドセットになっていき、コンテンツを楽しむというよりは、リストを消化するのが目的となってしまう。

そもそも楽しむためにサブスクにお金を払っているのに、むしろ苦しむためにお金を払っているような状態に。
これでは、本末転倒だ。

それではどうすればいいのか?

こんな「サブスク疲れ」には「サブスクひと休み」をおすすめしたい。

自分が加入しているサブスクを見直してみて、あまり使っていないサブスクがあれば、そのサブスクを一旦休止する。
サービスによって違うが、基本的にはサービスを退会することになるだろう。

そうして、懸念になっていたサブスクを解約すると、爽快な開放感を感じることができる。
いかに自分がサブスクにストレスを感じていたかを自覚できる瞬間だ。

開放感のイメージ写真(パグ 3歳)

とはいうものの、ある程度時間がたってくると、自分が解約したサブスクに面白そうなコンテンツが登場する。
SNSでも話題になって、「ああ、これ観たいなあ」という気持ちが高まってくる。そして次々に面白そうなコンテンツがたまってくる。

そんなときはまた契約すればいい。
多くのサービスは一定期間内であればユーザー情報を残していて、以前の視聴履歴や利用履歴などが残っているので、以前のようにスムーズに使えるはずだ。

実際に僕自身もNetflixやU-NEXT、Kindle Unlimited、Audibleなどのサブスクはたまに休止してまた再開したりすることが多い。

まずは自分のサブスク疲れ度をチェックして、サブスクリストを見直してみてはどうだろうか。


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