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0084 AR/VRも軍事で進化する

通信やテクノロジー、医療や食料などさまざまな領域は、軍事利用で進化してきたという一面もあります。

AR/VR/MR領域もまた、こういった軍事活用が進んでいるようです。

契約が結ばれた新システムは「Integrated Visual Augmentation System (IVAS)」と呼称されており、先進機材を使用した「致死性の攻撃に対する防御力の向上」「攻撃能力の向上」が目的です。マイクロソフトは10万台のMRデバイス「HoloLens2」を納入する予定であり、契約金は4億8千万ドル(約540億円)。米陸軍は本格的にMRデバイスを実戦と訓練両方に大型投入する狙いです。
「OWT」の開発はアメリカ陸軍と民間企業の共同で行われており、2019年6月にはVricon社にプロトタイプ制作が委託されました。同社によれば、陸軍との契約額は9,470万ドル(約100億円)とのこと。
さらにアメリカ陸軍によれば、「OWT」は、陸軍が並行して計画している「Integrated Visual Augmentation System(IVAS)」との連携も想定されています。「IVAS」はMR(複合現実/Mixed Reality)を活用し、「致死性の攻撃に対する防御力の向上」「攻撃能力の向上」を目的とした兵士向けプログラム。マイクロソフト製MRヘッドセット「HoloLens2」が専用デバイスとして使用されます。

テクノロジーのこういった一面も注目していかなければですね。

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