【ヴァンパイアセイヴァー】ミカド月例大会150回記念 個人的Playback

新宿→高田馬場→池袋と開催店舗を変えながら長きにわたって開催されているミカド月例大会が2024年5月で150回目を迎えるらしい。これを記念して、自分にとって思い出に残っている回をピックアップして振り返ってみたい。

はじめての大会(第13回 2011年3月)

文字通り生まれてはじめて参加したセイヴァーの大会。上京したてで死ぬほど浮足立っていて、運営に話しかけるだけで一苦労だった覚えがある。どう声をかければいいかわからなすぎて、格ゲーエリアから一回離れてSTGをプレイしにいったりした。たしかメタルブラックを1クレ遊んだと思う。

この回は7人チームを4つ作って総当たりという月例大会の中でもかなり特殊な形式で行われており、ちょっと多めに試合ができて嬉しかった気がする。数合わせで出てきた西建さんのビクトルを倒したりしていた。

当時さかもとさんがUstream(時代!)でやっていた大会振り返り配信で「中段が速い」と褒められていたが、よく考えるとキュービィの中段が速いのは当たり前である。「いい人そうだね」と同じぐらいの意味であることに気付くのはもうしばらく後のことだった。

無念(第35回 2013年2月)

今でも折に触れて思い出す「惜しかった」試合。まだ全然未熟で優勝には程遠かったものの、当時最強だったKajiさんを追い詰めて、勝利まであと一歩まで迫っていた。というところからジャンプ大大が刺さってチェーンルミナスで負けた。なぜあのなんでもないジャンプ攻撃を真正面から喰らってしまったのか。惜敗のほうが心に残るものである。

・・・などと思っていたけど、これを書くにあたって動画を見返してみたら、意外とそこまで惜しいわけでもなくて、今の目線から見ると普通に劣勢の負け試合だった。記憶や感覚は変わるものですね。当時は名勝負だと思っていたんだ。

優勝…?(第43回 2013年10月)

通常形式の大会(このときはランダム2on2)ではじめて優勝した回。一応、初参加時の大会も優勝してはいるけど7人チーム戦という特殊形式だったので、ちゃんとした優勝はこれが最初。

ただ問題なのは2on2の相方で、歴史上最強プレイヤーのひとりであるこめまるさんを引き当て、おんぶにだっこも甚だしいという結果だった。優勝してそこそこ喜びはしたものの、いま考えてもあんまり嬉しくなかったような記憶がある。大会は自分の力で勝たないと意味がないんだということを強く思った回だった。

優勝決定戦(第94回 2017年12月)

時は流れて、自分の力で優勝を決めたといえる回。この回はランダム3on3で、チームメイトがDDさんとBuzzさんという無法チームだったため、道中では大変楽をさせてもらったものの、決勝を3タテで締めて優勝することができた。こればかりは本当に嬉しかった。

ランダム3onとはいえ、大会で優勝という結果が出ること自体がほぼないので、敗退せずに大会を終えるというのはこういう気持ちなんだなと思った覚えがある。自分の勝利で大会を締めくくっているので喜びもひとしおだった。

最近のMAX(第143回 2023年8月)

日記に書いている通り、直近数年間で最も手ごたえがあり、シングルでの優勝に一番近いと思えたものの、最終的には操作ミスですべてを逃した回。自分でもかなり動けていた日だったと思うけど、だからといって勝てるわけではないから難しい。えごさんとの死闘は必見。

ただ、これを書くにあたって調べてみたら、順位的には2023年10月のほうが結果自体は上だった(3位入賞でかなり久々に大会Wikiに名前が載ってた)。まあ大会というのはそんなものでもある。

おわりに

自分にとって月例大会というのは、常にハイレベルな競技の場であり、いつも「お前の力はこの程度だぞ」と思い知らされる時間でもあった。そんな場所があったからこそ、はっきりと目標を持ってプレイすることができて、そのせいでもう10年以上もセイヴァーをプレイしてしまっている。

初参加から10年以上経って、いまだにシングル戦での優勝は遠い。むしろ年々遠ざかっている気がする。それでも、死ぬまでに一度くらいチャンスが巡ってきたらいいなと思う。それまで運営には健康で頑張ってほしいと願うばかり。

行こう月例大会、やろうヴァンパイアセイヴァー。

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