星嵐 歌詞

残星[ざんせい]消えて まだ眼は閉じない
窓辺の前 見上げた空の世界

ずっと一人
見てた景色 飽きるほど

美化でも風化でも 歪めたくないから
モノクロに変わる ハレーション破って
ドアを開けて 走った

結んだ星と星で 願いを重ね
不格好でも大きな
私の星座よ 光れ 光れ 光れ
地球が終わっても残る「何か」なら
時計も超えて伝わるかな 君へ

輝けないのなら 惑星のように
廻り続けたら 誰かが照らして
くれるユートピア 優しさの中で
あるいはディストピア 意味がない意味が
星の夢も(いつか) 終わりを(告げよう)

君には見える聞こえる? 内なる劫火[ごうか]
真っ黒な夜空で
命を燃やして 今日も 明日も 爆ぜる
そして全てが塵に変わった後の
光景の中でまた出会いたい 私

何もない ここには
何も だから
見上げたみんなが
見通すことが
できないだけの
まばゆく輝く光を

街灯ともる街で 星は視えない
雲間に消え去った
私の星座よ 光れ 光れ 光れ
削れた傷が放つプリズムに
透明な雫一つ残り
またきらめく

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