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自分のための「辞める」を選ぶのって勇気がいるな〜って思った話

たとえば、自分が芸能人だとして、SNSのフォロワーが400万人いて、でも違うことやりたい。もう今の自分から、変わるために辞めたいって思ったとき、アカウント削除できますか?


いきなりなんなのって感じなんですけど、元ブルゾンちえみさんことSHIORIさんがフォロワー400万人いたインスタグラムのアカウントを削除したんですって、YouTubeチャンネルも。3月に。今さら!?って感じなんですけど、さっき知って、すっごいびっくりしてます。

だって、ぼくなら、できない。
もったいなさだったり、寂しさだったり。なんとかして次にも活かせる方法を考えてみたり、すると思うんです。

そんなSHIORIさんがどう思ってたのか知りたくて、YouTubeで検索してみたら、SHIORIさんの動画の切り抜き(公式がどうかわかんないけど)があって、観てみたら、結構赤裸々に話してて。

ブルゾンちえみとしての活動中に、心を整理整頓するために、休みたいと思っていた。でも、続けながら気持ちの整理をするのが苦手だから、"辞める"を選択するってことを言ってて。大学も3年で中退したみたい。
めちゃくちゃたくさん葛藤したと思うし、それでないと潰れてしまうってことを自分でわかってるから、その決断ができると思うんですけど、すっごい勇気が必要だろうなと。

ぼくもぼくなりに、辞める決断を何度も経験してきたんです。
バンドを辞める。会社を辞める。育児漫画を辞める。
さいきんだと、事務所のコルクを辞める。

どれもすっごい悩んだし、辞めたあとの自分にどんな価値が残るのかって、考えると不安で仕方がなかったんです。自分の個性とか人柄とか、そういうものに全く自信がなくて、なにかジャンルや組織の中でうまく生きてくしかないと思ってたから、ですかね。
だから、SHIORIさんがどんだけ悩んで、どんな想いでこの決断をしたのか想像するだけで、ちょっと苦しくなりました。



少し前にも書いたんですけど、また「話を聞く」ことをしたいと毎日考えていて、考えれば考えるほど自分にとって1番最適なことなんじゃないかと思えてくるんです。やりたいことと、できることが一致してることなんです。

今すぐにでも全時間注いで、勉強したり、挑戦したりしたいと思ってます。
漫画を辞めて、SNSを辞めて。

だからと言って、漫画もSNSも嫌いなわけじゃないんです。それがあったから今の自分があると思っています。でも、ぼくの性格上、気になることが多すぎて、心が削られていくことが多いんです。

だから、SHIORIさんが辞めたってことに、すごい心を掴まれたんだと思います。
とくにブルゾンちえみなんて、日本のスターでしたもんね。だからこそ、重いものを背負っていたのかもですが。

うーん、でも、なんとかバランス取りながら、やりたいことにグラデーションしていかないと…なんて考えてます。
それは今の生活を保ちながらだったり、今まで作品を作って、それを応援してくれる人がいて、その人たちからの作品への感想、共感する声だったり。それがぼくにとっては生きるための特大の励みなんで、なくなることの不安がすっごい大きいんです。

いろんなバランスの取り方があると思うんですけど、自分はなにかを「辞める」ってことのこわさとか、覚悟することの重さとか、そういうものをすごく強く感じるんだろうなと思いました。

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