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出版報告までのウズウズソワソワと、今の開放感と思ってること


来年2月(頃)に出版することが決まりました!

やっと言えたー!!!!!!実は出版のお話をいただいたのは今年の春ごろで、実際に動き出したのは8月ごろ。嬉しいことはすぐに言いたがりの僕にとっては、この情報解禁までの9ヶ月近くはウズウズしっぱなしでした。なので今は開放感でいっぱいです。

ーでね、このウズウズの中にはソワソワもあって。
今回、"気にしすぎな人"が楽に生きられたらいいなというテーマの本を作ってきたんですけど、それを読みたいと思ってくれる人がいるのかな…という不安がずっとあったんです。
エッセイ漫画だと誰もが楽しめるもので、ある意味だれかに向けて作るみたいなことはあんまり考えてこなかったけど、今回はそうじゃなくて。"気にしすぎな人"に向けて。だから『出版します!』って発表した時に、どんな反応がもらえるやろうって想像つかなくて。全然興味持たれなかったらどうしよ…一緒に作ってきてくれたチームの皆さんにガッカリされないかな…と、不安なソワソワいっぱいで昨日、ツイートしたんです。

そしたら、すっごいたくさんの方から「おめでとう!」「買います!楽しみです!」ってコメントがもらえて。中には「私も気にしいなんで嬉しいです。お守りにします!」って。嬉しすぎて発表してから何も手につかなくて、ずっとツイッターをリロードしまくってました。ほんと皆さん、ありがとうございます…!


ツイートもしたんですけど、今年7月からツイッターで連載していた、この漫画の最後に描いた『10年前の自分に届けたい本をつくる!』が叶うことになりました。
この漫画は10月に描いて出したものなんですけど、実際にこう思ったのは1年前ぐらいで。
さらに言えば、今回協力してくれている公認心理師・プロコーチの中山さんとは2年ぐらい前から『いつか人が楽に生きられるような本を作れたらいいね』って話をしていて。当時の地底メンタルの時は、ほんとに叶うなんて思ってもなかったし、ここまで2年間支え続けてきてくれた中山さんには感謝しかない。


そんなわけで、この数年の思いがぎっちりを詰まった1冊が、まもなく完成しそうなんですけど、ここでちょっと特大のお願いをさせてください。あの。

この本、買ってください!!!

もちろん興味があって、いいと思ったらです!というのも前もnoteでチラッと買いたんですけど、今までできるだけ控えてたんですけど。
この本は本気でめちゃくちゃ買ってほしいし、売れてほしいし、めちゃくちゃお金がほしい(突然の猛烈な欲望)。

それには理由が2つあって。

1つが。
17年に『おもち日和』というコミックスを発売した時に「本を買ってください!」ってガツガツ宣伝しなかったんです。当時の僕は必死に宣伝するのってダサいと思ってて。そんなに宣伝もしてないのに「重版しました」って言うのに憧れていて。そういう風潮もあった気がします。僕は流されやすいというか、へんにプライド高くてできなかった。
その結果、重版どころか初版すらも売れず、担当さんに売れ数を聞くことすらこわくてできなくなったんです。そんな時に仲良くしてもらってた友達が次々と出版・重版・テレビ化・ドラマ化していってて、ほんと悔しいというか。寂しいというか。あっ、必死に宣伝してる人より圧倒的にダサいことになってしまったなと。もうあんな思いしたくない。

だから、今回は10年前の自分に贈るために作ったと同時に、紙書籍にこだわって。5年前の自分のためにも、必死で宣伝して1冊でも多く売って、重版できましたって胸はって言いたいと思ってるんです。

あと、もう1つ。これは作ってる中で沸いてきたことなんですけど。
今回の本、実は携わってくれている人がたくさんいて。

出版社(株式会社SDP)からお2人。
編集・ライターを担当してくれたバトンズの田中さん。
監修であり公認心理師・コーチの中山さん。
デザイナーのモアイ・岩永さん。
事務所コルクから佐野さん、高林さん、渡邉さん、武田さん、佐渡島さん。
それに加えてこれからプロモーションで動いてくださるSDPの宣伝部のみなさん。

自分が作りたいと思った本に、みんなが「チームでいいもの作るぞ」と言う熱量を持って(めちゃ感じた)毎回打ち合わせをしてくれたり、僕のいないところでも進めてくれてたり。ほんと、毎日何回も「この人たちと一緒に作れてよかった」って思ってるんです。

本を作るには、たくさんの人が携わってるということを改めて感じて。前の書籍の時に宣伝しなかったことをすごい後悔と申し訳ない気持ちがいっぱいになったんです。

だからだから、絶対めちゃくちゃ売りたいんです。みんなで喜びたいし、売れて恩返ししたい。またこのメンバーで本作りましょうってなりたい。まだ発売もしてないし、完成すらしてないけど、もうそんなことばっか考えていて。

それでもって印税たくさん入ったら、もっともっとやりたいこと、書きたいことのために時間費やせるし、届けるためのプロモーションにお金使ったり、必要としてくれる人たちとか施設とかに本を寄付したりしたいなって思ったり。もちろんいいお肉も食べたい。

ーっと。ここまで完全に僕の願望というか願いというか。自分のための話ばっかり書いてきちゃったんですけど、僕もチームのみんなも常に『気にしすぎな人が楽になるためには…』を全力で考えて作りました。

最初は"誰かのため"ってことを考えるたびに、すごい偽善者っぽいというか。誰かのためを理由にお金儲けするみたいな。ほんとにそれでいいのかなって思ってたりもしたんですけど。その誰かには、僕自身も入ってたり、身近な気にしすぎな家族や同僚や友達が入ってるってことに気づいたんです。

で、その人たちがまた家族や同僚や友達に「これ読んだら肩の力抜けたよ」なんて話がって。それがつながって広がった先に、ここで今この長い文章を読んでくれている人のためにまで繋がっていて。みんなで楽に生きられたらいいなって。結局それが自分の願いなのかも。そうなったら嬉しい。じゃあ自分のためじゃん。って。

だから、僕にとってこの本が必要としてくれる人に手紙を贈るような気持ちを込めて作ってます。発売までまだあと2ヶ月近くありますが、楽しみにしててもらえると嬉しいです。


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実は、ここだけの話。
来年からnoteメンバーシップを開こうと考えています。まだ決定じゃないんですけど。
上に書いたように、今この本を数ヶ月作ってきて、すごい楽しくて。
それでもって自分の願いの実現に向けて進んでいく毎日の中で、もっともっとこんな毎日を続けていきたいと感じるようになりました。

気の抜けるようなエッセイ漫画とか、創作漫画にチャレンジしたりとか、企業さんからご依頼受けてお仕事の漫画を描くのも楽しいし、生活する上ですごく大切なことだと思いながらも。
自分みたいに物事の捉え方やネガティブに考えるクセがある人、気にしすぎな人がもっともっと気楽に生きていけるようなヒントや場所をたくさん作っていきたいと思うようになりました。つまり何が言いたいかというと。

メンバーシップの中で、僕がふだん考えていることとか、気づいたこと。伝えたいこととか、赤裸々すぎる毎日をお見せする場所があれば。なにか誰かの励みになったりするんじゃないかと考えています。掲示板機能もあるみたいなんで、みんなで気持ちを共有しあったり。
なんか寂しさとか自信のなさが心に空いた穴だったとしたら、ちょっとぐらい埋めることができるんじゃないかと思っています。

もちろん1000%埋めてやるぜ!みたいな自信はないですし、大丈夫かな…って不安の方が大きかったりもするんですけど、そんな面も含めてお見せできるのがメンバーシップの良さだったりするのかなと思っていたり。

あと、メンバーの方から毎月お金をいただくことで、僕もやりたいことに費やせる時間が増やせるんじゃないかと考えています(やっぱりあんまりお金のことは言いたくないけど)。今はこう考えています。今は。

そんなわけで、今思ってること、途中段階なものも含めて全部勢いに乗せて書いちゃったんで、読みにくいとことか、わけわかんないこともあったと思うんですけど。とにかく今はやりたいことやれて楽しいですよって話でした。
最後まで読んでくれて、ありがとうございました!

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