4.インタビュー内容(3)

中央のモノクロ写真
左:ライト中尉、右:8代目当主
アメリカの同じ大学の卒業生。
当時、伊藤家は壊すか集合住宅に作り変えるかという計画であったが、ライト中尉が伊藤家は残すべきだと進言してくださったため取り壊さずにすんだ。

当主が接客、来客、商談で使っていた。ついたての奥には内玄関がある。伊藤家には5箇所玄関があるが地位や位によって、使う玄関が違う。内玄関は当主の大切な方が使う玄関。

控えの間として使われていた。テーブルは栃ノ木の一枚板で作られている。

「丸桁」
30mの杉の木。絞りという木の模様は天然のものでこれほどの長さでありながら、太さがあまり変わらず、真っ直ぐな木は今ではあまり見つけられない貴重な木。
福島県の三島町の山から新潟まで雪解けで水かさが増した時期の阿賀野川にいかだで縛り、運んできた。

瓦に伊藤家の家紋が刻まれている。安田瓦という特産品の特注で作られている。


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