お花屋さん
コロナになってから、お花を家に飾る人が増えたように思う。
少しでもお家の中を賑やかにしたい!そんな思いから。。
私もそんなお花の魅力に取り憑かれた1人。
そんな私は最近3軒のお花屋さんに行った。
そのお話し。
♢1軒目
(友達におすすめされたところ)
お花屋さん「いらっしゃいませ〜」
お花をしまい始めていた。私が入ってきたのを見てもずっとお花をしまう作業をしていた。
私「あの、まだやってますか?」
お花屋さん「大丈夫ですよ〜。」私がお花を見る様子を見ている。
私「このお花きれいですね。」
お花屋さん「あ、それ菊なんですよ。まあきれいだけどちょっとね。。」
私「そうなんですね、じゃあひまわりをください。」
お花屋さん「はい、1つでいいですか?」
私「はい。」
お花屋さん「350円です。ありがとうございました。」
♢2軒目
(家の近くで気になってたところ)
お花屋さん「いらっしゃいませ〜。」
夫婦経営なのか、男性と女性がいて作業をしている。
私がお花を見ている間も作業をしていた。
私「ひまわりって1本でも買えますか?」
お花屋さん「…1本…、大丈夫ですが、えーーと、これとこれどちらがいいですか?」
2種類のひまわりがあって、どちらか選ばせてくれた。
私「どちらもかわいいですね。」
お花屋さん「こちらは大きいですが、こちらのほうがこじんまりしてて人気ですね。」
私「じゃあそちらで。」
お花屋さん「はい、350円です。ありがとうございました。」
♢そして3軒目
(通りかかりにきれいなひまわりが見えたところ。)
お花屋さん「こんにちは〜。」
何か作業をしてたが手をとめてこちらに来てくれた。
私「こんにちは。」
ひまわりを見ていたが、外に450円のブーケあります!と書いてあったのでそれも気になっていた。
お花屋さん「お気軽にお声かけくださいね〜。」
私「ありがとうございます。」
お店の目の前に出ていたブーケが気になってそちらを見ていた。
お花屋さん「こちらは450円でご用意してるブーケなんですよ〜。1本買うよりお得です!」
私「安いですね〜!」
お花屋さん「そうなんですよ〜!セリで仕入れてるので破格でご用意できるんです〜。」
私「そうなんですね〜!どれもきれい〜!もうすぐ上司の送別があるのでブーケほしいなあと思ってて。プレゼント用にもできるんですか?」
お花屋さん「そうだったんですね〜!ラッピングはプラス100円でできます!」
私「1000円くらいでってなるとどれくらいの大きさですか?」
お花屋さん「だいたい450円のもの2つくらいかなあ。このブーケ2束を重ねることもできますよ〜!」
私「そうなんですね〜。いいなあ。。自宅用でもいいですよね〜。」
お花屋さん「そうですね〜。ご自宅お近いんですか?」
私「はい、すぐ近くで、いつもは違うお花屋さんに行ってたんですけど、こんなとこにお花屋さんあるんだあって思って。」
お花屋さん「前からやってるんですけど、最近ブーケとか表に出し始めたんですよ〜。コロナになってからご自宅用で買われる方多くて。このマリーゴールドなんか黄色くてかわいいですよね〜。」
私は最初ひまわりのブーケを見ていたがマリーゴールドに目をとられた。
私「あ!きれい〜〜!」
でもひまわりが欲しかったので迷った。
「どうしようかなぁ。。。いやあ、いいお花屋さん見つけちゃいました。」
お花屋さん「ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです。」
私「マリーゴールドにします!」
お花屋さん「ありがとうございます。450円です!」
私「マリーゴールドじゃない方のお花はなんですか?」
ブーケにはマリーゴールドとその横におまけのようなお花があった。
お花屋さん「菊の一種です。菊だけど黄色くて普段よく見る菊とは違ってかわいいですよね。」
私「ブーケとか作ってもらうなら予約した方がいいですか?」
お花屋さん「そうですね〜、予約のほうがスムーズですけど、通りがかりに言ってくださっても全然いいですよ!いつ頃なんですか?」
私「26日頃です。」
お花屋さん「そうなんですね!じゃあまた通りがかりでも寄ってください。」
「なんだか昨日一昨日よりは涼しくなりましたね。」
私「そうですね〜。
ありがとうございます!」
お花屋さん「はい〜ありがとうございます!」
私「あ、やっぱ外出ると暑いです笑」
お花屋さん「笑笑」
♢♢♢
もちろん私はこれからは3軒目のお花屋さんに通うつもり。
まず作業を止めて話しかけてくれたことで、私もいい気分になり、こんなにも話が広がった。
外にブーケ450円と書いてあったのもお店に入りやすいきっかけになった。
私がどのお花が欲しいか自分から言う前に、私の目線を追って話しかけてくれた。
ひまわり1本200円を買うつもりがブーケの魅力を知り、450円のブーケを結局買った。それもマリーゴールド。
さらに上司への花束もここで買うことが決まった。
菊は縁起が悪いと決めつけないところが素敵だった。
お花のことだけでなく、住んでるところや今日の気温の話などさまざま話せたことで、親近感が湧き、また行きたい!と思えた。
♢♢♢
1軒目と2軒目はただお花を売っているところ。
3軒目はお花の魅力を教えてくれる楽しいところ。
この違い。このおもてなし。サービス業をしている私は肝に命じなければいけないと思った。
まもなく仕事で店長になる私。
3軒目のお花屋さんのようなお店を作り上げていきたいと心から思った。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?