中小企業診断士試験 令和元年度事例II復習
🔸第1段落
<商圏分析>
①X市住民層
・全国平均上回る層:①40〜50歳代②10〜20歳代
②X市のポテンシャル
・X市の商店街に立地
→県内で大規模。週末は他地域からも来街(顧客吸引力を有した商店街)
・X市は①県内有数の住宅街で、②商店街周辺は高級住宅地
①潜在(見込)顧客が多数
②近隣に金持ち層がいる。つまり価値にあると思うものにはお金を使う人達。
・商店街に小型百貨店、有名ブランドの衣料品店、宝飾店、美容室などの店舗あり
③商店街周辺のイベント
・桜祭り(3,4月)、七夕祭り(7月)、秋祭り(10,11月)、クリスマスマーケット(12月)
・寺社、商店街主催イベント(毎月)
🔸第2段落
(強み)
社長:季節感を表現するデザインが得意
Yさん:衣装とアクセサリーのコーディネート(装飾)力。30〜50代女性顧客の要望を聞き、参加イベント(七五三、卒業式、結婚式)に合わせて衣装提案を行う接客力。
🔸第3段落
(強み)
・安い賃借料
・店内は素敵なデザイン・装飾で施された内装で落ち着いた雰囲気で評判
・Yさんの商店街の貸衣装チェーン店で働いた経験→商店街の他店とも良好な関係
🔸第4段落
ネイル業務:顧客の要望を聞き、予算に合わせて要望を具体化する(←Yさんの貸衣装店での経験が活かせる)
顧客の消費行動:好きな絵柄やSNS上のネイル写真を持参
🔸第5段落
(ネイル市場)
・多数乱戦業界(自宅サロンが多数)
→ロイヤルティをもつ顧客層の拡大
・成長期から成熟期の入口
商品:製品の拡張、サービスと保証の充実→多様なブランドモデルの開発
価格:市場浸透→競争者対応による価格設定
広告:大衆への知名度と関心の喚起→ブランドの差別優位性の強調
(競合他社)
・大手ネイルサロンチェーン店
・自宅サロン多数(大手チェーンのネイルサロン勤務経験者)
→チェーン店ということは技術・サービスが画一的
🔴戦略のポイント:デザイン・装飾力で差別化優位性を強調し、ロイヤルティをもつ顧客層を拡大
🔸第6段落
・サービスの強み:和装に合わせてデザインしたジェイルネイル
・広告の施作:写真を写真共有アプリにアップ→ネット上で話題。
・技術力の高さが認知される。
(顧客層)
・年代:40代
・趣向:デザイン重視50%、自宅からの近さ重視50%
→近さ重視の顧客はオプション追加少ない。つまりデザイン重視の顧客はオプション追加。
🔸第7段落
(脅威)
・小型ショッピングモールオープン
・大手チェーンによる低価格ネイルサロン出店
→近さ重視の顧客が流出する可能性あり。
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