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Gのレコンギスタ(劇場版)全部観ました。

やっと(本当にやっと)全部観終わりました。
本当に長かった、、、。


という事で簡単な感想としては、

宇宙世紀版ワンピース

でしたね!!笑笑
宇宙船に乗って、地球で仲間を手に入れ、月に行って戦争になって仲間を手に入れ、今度は金星に行って戦争になりまたまた仲間と機体を手に入
れ、、、、と言った、
ワンピース形式(というか大元を辿れば七人の侍形式)の宇宙戦争+宇宙冒険活劇アニメだった、、!笑笑

という単純な感想はさておき、やっぱり物語全体を通して1番感じたメッセージ性については富野由悠季御大自身の

「文芸、演劇、物語を見ないで映画、アニメが作れると思うな」「アニメ以外のことにも奮闘しろ」「修身道徳格言を学べ」「大人から学ぶものなんて何もない」

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/富野由悠季

という発言が色濃く反映されている気がしまたね。

自分が生きている世界はどんな構造や歴史の上に成り立っていて、自分達はそんな世界でどうやって生きていけばいいのか。何を考えてどう行動すれば世界をより良い方向に動かしていけるのか?

→そして、それを追求して解き明かしていくためにはあらゆる"場所"で"体験"をするべき(作中でいう、星間旅行や、行き着いた先の歴史とその結果である環境を知る事)というメッセージ性が込められてたのかなと個人的な解釈。


月の裏側トワサンガで自分達が生き別れた姉弟であった事を知らされる2人のシーン。旅路の途中で自分達のルーツを明かされるという点は上記の解釈と一致している気がする。


また、一旦休戦して敵味方関係なくスペースデブリの回収作業に勤しむシーンについても、どれだけ離れている土地で起こった環境問題や人災であっても同じ人間として向き合うべきであるという教訓が、キャラ達の"経験"を通して描写されている、、と思う。


こんな風な描写の数々から、監督の「引きこもってアニメばっか観るんじゃなくて、外に出て色々経験して、体感してクリエイティブを磨きなさいよ。考える事で人生を豊かにしなさいよ。」という思想が、説教臭くなり過ぎずに丁度良い塩梅で滲み出ていたと思う。
僕は今、マイカーを購入してからというもの専らドライブが趣味なんですが、丁度この時期にこのアニメを観た事で自分が楽しんでいる事やそれによって経験した事を(勝手に)肯定されたような気がした!!笑笑


↑↓ワイのお気に入りキャラ。
あと上2人に限らず、敵も味方も従来の富野作品と比較して素晴らしいキャラクター性の登場人物が多すぎんよ、、



モビルスーツ戦のシーンについては、カシーバミコシ攻略の時のG-セルフvsマックナイフが最高だった。
↑コイツはマジでガンダムシリーズでもトップクラスで芸術的な機動力を持ったMSでしょ、、。


とまあ、こんな風に褒めちぎってますがやっぱり序盤の訳のわからなさはちょっとマイナス点が大きいっすね。。。
まじで劇場版でもⅢまではWikiの力を借りなきゃ、何が何だかですもん。。
まあそれでも、個人的には好きな作品でした!
以上!





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