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トランジット土星が10ハウスに入った時に起きたこと。

星読みタロット鑑定士の望月ことりです。

トランジットの土星が10ハウスに入った時に起きたことをまとめていきます。

私にとって10ハウスの土星期間は、つらいことも幸せなこともあった激動の期間でした。

今回は、具体的に何が起きたのか、赤裸々に書いていきます。
私の人生を大きく変えた出来事ばかりなので、
結構ヘビーで読むと病みそうな内容なんですが、太陽・水星・火星が蠍座の今だからこそ思い切ってまとめてみようと思います。

10ハウスの土星で起きた出来事


仕事で昇進が決まり、プレッシャーにやられる

10ハウスに土星が入る直前にまず起きたことは、仕事の昇進。
当時私は20歳で、高校卒業後アパレルの販売員として働いていました。

とにかくアパレルの仕事が大好きで、自分でいうのもアレですが、めちゃくちゃ売れる店員だったんです。
今考えると火星木星が天秤座、そして7ハウスの太陽水星なので、接客業に向いてるタイプの星を持っているからだなぁと思います。

この星のおかげもあって、
2年目にして、ファッションアドバイザーから
スーパーバイザーというポジションになることが決まったのが、ちょうど10ハウスに土星が入ったタイミング。

もちろん嬉しかったけど、それ以上にプレッシャーで潰されてしまいました。

あんなに楽しかった仕事が
「売らなきゃいけない」
「売ることを期待されてる」

と思うと、全然楽しくない。

しかも、当時2年目の私は
一番下っ端のスタッフです。

先輩を差し置いて私だけスーパーバイザーになるなんて。焦りと不安と自己否定で、苦しくて仕方なかった。
もはや、もう辞めたいって思うほど、仕事が辛くなってしまいました。

妊娠して昇進を辞退する

「もう仕事辞めたい」そんな心の声を聞いてるかのように、妊娠が発覚。
同棲していた彼氏との結婚を決めて、昇進を辞退しました。

正直なところ、ほっとしたのを覚えています。
仕事のプレッシャーに耐えきれなかったのです。

そのプレッシャーから逃げるように妊娠、
いわゆるデキ婚でしたが、エコーで赤ちゃんを見た瞬間すごく愛おしかった。
心拍確認もして、母子手帳を貰い、次の検診が楽しみでした。

しかし、次の検診でエコーを見た医師は無言で険しい表情を浮かべ、違う医師を呼んできました。
何やら2人で相談した後「赤ちゃんの心臓が動いてないかもしれない」と言われます。

流産

「赤ちゃんの心臓が動いてないかもしれない」
頭が真っ白でした。
「まだ小さいし、来週もう一度確認してみましょう」

その言葉のおかげで「まだ大丈夫」と言い聞かせて1週間を過ごしましたが、
1週間後の検診でも、やっぱり心拍は確認できませんでした。

病院で手術の予定を決めている間は大丈夫でしたが、車に乗って彼に電話で報告しながら大泣きしました。
号泣していると私の気持ちとリンクするかのように、雪がたくさん降ってきたことを覚えています

その時のチャートがこちら

t土星がMCにコンジャンクションで、
t太陽がn土星にコンジャンクション。

しかも、この日は満月だったのです。

ついでに満月のチャートを見てみましょう。

冥王星がMCにコンジャンクション、
木星がICにコンジャンクション
Tスクエアが2つ

さらに全てのスクエアがトールハンマーを
形成するという、見たことないくらい
凄まじいハードアスペクト(笑)

ちなみにトールハンマー(135度)の読み方はこちらの記事で詳しく解説しています。

この満月の太陽にネイタルの土星がピッタリコンジャンクションなんですから、そりゃ辛いことが起きますわって感じです。
ちなみにこの日は、関東で記録的な大雪が降り、世間は大混乱でした。

私にとって、流産という経験はとてもとても辛いことでしたが、これをキッカケにして人生が大きく変わっていきます。

結婚後、妊活するもなかなか赤ちゃんが出来ない

流産から2ヶ月後に入籍し、仕事は続けていましたが、私は早く赤ちゃんが欲しかった。
「今度こそ、元気に赤ちゃんを産んで、あの子に会いたい」という気持ちでした。

今でこそコロナ禍で営業時間も短くなり、残業も減ったようですが、当時のアパレルの仕事はなかなかハード。

拘束時間も長く、遅番なら0時を過ぎる頃に仕事が終わるような感じでした。

そんな生活で、流産する前は全く身体のことなんて気にしていなかったため、コンビニで買ったものとかお惣菜とかばっかりの食事でしたが、
流産してからはかなりの健康オタクになっていきます。

料理をして毎日お弁当を作り、手作りのものしか食べないという徹底ぶり。

基礎体温も測り、タイミングを測って、サプリも飲み、カフェインをやめ、ルイボスティーを煮出し、身体を冷やさないように気をつけても、毎月やってくる生理に落ち込む日々を送ってきました。

(ちなみにこの時期は、6ハウスに木星が入っていたのでその影響が大きいと思います。本当に星ってびっくりするくらいピッタリのタイミングで来るから面白い)

木星6ハウスの影響もあり健康オタクになるも、
流産から1年を過ぎてもなかなか子供を授かりませんでした。
アパレルなので、お客様の中にはお子さん連れや妊婦さんも多く、
「なんで私は赤ちゃんが出来ないんだろう」と
仕事終わりの車の中で泣くこともいっぱいあったなぁ。

そんな中で、仕事では新しい店舗の立ち上げをしたり結構忙しい日々を送っていました。

それもまた、
6ハウス木星【仕事が増えるがチャンス到来】
10ハウス土星【社会的立場を安定させる】
という影響が強いためでしょう。

仕事を正社員からパートに変えたら妊娠

新しい店舗もひと段落つき、結婚から1年経ったこともあり、正社員からパートに変えたら、
なんと1ヶ月後に妊娠。
土星は射手座に移動し、木星が獅子座で7ハウスに入ってからの出来事です。

すごくすごく嬉しかった。
でも、一度流産してしまっているから、
かなり不安もありました。

今思えば、流産という経験と
なかなか子供を授からないという経験が
あったからこそ、命の尊さや重さに慎重になっていたんだと思います。

切迫流産で入院したり、いろいろあったけど、
なんとか9ヶ月まで仕事をやりきり、無事に出産。
子育てがスタートします。

ちなみに出産した時のチャートはこちら

私は太陽が乙女座ですから、
乙女座木星で太陽に木星が乗るときは
社会的な役割が増えるときになります。
私の場合は母という社会的役割が増えたことになります。

余談ですが、妊娠や出産は5・8・12ハウスが絡んでくることが多いです。
流産してしまったときもちょうど木星が5ハウスから6ハウスに移動したタイミングでした。
ちなみに娘のアセンダントが私の5ハウス、
娘の太陽が私の12ハウスというのも面白いなぁと思います。
(親子のホロスコープの読み方はまた後日、詳しく解説したいと思います)

順調かと思いきや夫が急に仕事を辞める

子供も無事生まれて、毎日がすごく幸せでした。
しかし、なんだか夫が仕事で上手くいっていない様子。
ちょこちょこ相談は受けていたのですが、
人間関係でイザコザがあり、
ある日突然、仕事を辞めてきてしまいました。

ちなみに夫は太陽、月、火星、冥王星が蠍座という超が付くほど蠍座男。
急にやめてしまうというのが、蠍座っぽい。

当時、子供はまだ生後6ヶ月。

相談は受けていたけど、まさかこんなに急に辞めてしまうなんて思ってもいませんでした。
まだまだ若かった私たちは、それほど貯金もなく、早いですが職場復帰を決断しました。

職場復帰

1ヶ月の慣らし保育を経て、
生後7ヶ月の時に職場復帰。
この後すぐに夫も転職先が決まりました。

これで一安心と思いきや、正直言って、
仕事をしながら育児をすることの大変さを舐めてました。

大変すぎてもはやあの頃の記憶がない(笑)

帰ってきて、離乳食やお風呂や寝かしつけをして自分のご飯を食べる時間すらない状態。
しかも夫が転職したところは、夜勤のある会社。
久しぶりの仕事、帰宅したらワンオペ育児。
自分の時間すらない状態で、夫に優しくなんて全く出来ませんでした。

そんな感じで、
職場復帰後はお互いに余裕もなく、
夫婦間ですれ違いやケンカが増えてしまい
結局、離婚することになります。

離婚

離婚した時のチャートがこちら

なんと土星が11ハウスに移動したタイミングでした。

10ハウス土星期間、本当にお疲れ様でした。
と言いたい(笑)
いろいろあり過ぎでしょう。

まとめますと、私の10ハウス土星期間は、仕事の昇進の話や流産、結婚や出産があり、離婚と共に終わりを告げました。

すごく人間的に成長した約2年半でした。

その後の11ハウス土星期間は、離婚後アパレルを辞めて社会的に自立していくフェーズに入りました。
11ハウスという未来をあらわす場所に
土星ということは、現実的な未来に進むために
アパレル販売員という学生からの夢を諦めた
タイミングでもあります。

ありがたいことに太陽、月、土星の調停のおかげなのか、離婚しても生活に困窮するようなことはなく、すぐに融通のきくホワイトな会社に事務として就職することができました。

そして、アパレルの経験を活かして趣味で始めた子供用品のハンドメイド販売が地道に売れ始めたり、11ハウス土星はそんな感じで自立&趣味の活動をしながら子育てをするような期間でした。

当時24歳、ちょうど金星期から太陽期に移動することもあり、より太陽を活かした仕事をしているのもまた面白いですね。
(太陽乙女座で事務職と手仕事はピッタリ)
本当に星ってタイミングよくいろんな応援が入ります。

ちなみに占いに興味を持ったのは12ハウス土星期間の出来事です。そして、占い師として活動をし始めたのは1ハウス土星期間からです。
この時のストーリーはまた後日、お話ししたいと思います。

人生、山あり谷あり。
何が起こるか分かりません。

でも、魂は本当は何が起こるのか知っているんじゃないかなぁって思うんです。

本当にピッタピタに星通りに動いていく人生を振り返ってみると、
生まれる時に全部忘れてしまうけど、星の応援を借りて成長しにきてるんじゃないかって。

渦中にいるときはとても苦しいけど、もし、あの時の自分に声をかけてあげるならなんて言ったらいいのかな?

そんな気持ちで占いをしています。
どんな人でも、自分ごとに考えて、想像して、声をかける。
だからクライアントさんが幸せになると私も嬉しい。

今日はなんだか自分語りな記事になってしまいましたが、そんな時があってもいいでしょう。

10ハウスって改めて自分の目指す場所が分かるな、と思います。
皆さんは、10ハウスの土星期間は何が起こりましたか?
きっと今世で本当に成し遂げたいヒントがそこにあるはずです。

望月ことり
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