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『私のバレンタイン』がテーマだってさ

今回、『#わたしのバレンタイン』というテーマでバレンタインの思い出を募るというじゃないの‼️
私、12月に書いて投稿してしまったのよ…。
しかも、クリスマスの日に。
なんてこと‼️
何もクリスマスの日にバレンタインの思い出を書かなくてもいいのに…😅


noteさんではこのような企画が時期的に開催されるのね。
なるほど。
わかりました。
次からはストックしておいて、その時期に合うテーマを出せるようにしましょう。

けど、せっかくなので、前回書いたものもこちらに載せさせてもらいま〜す。

まずは、まだ読んでいない方はこちらからどうぞ。

さて、他にも何か思い出ないかなぁ❓と考えていた私。

遡ること幼稚園時代。
いや、遡りすぎやろ‼️
とか、言・わ・な・い・の☝️💋

初めて私が『バレンタイン』というものを知った時期だと思う。
そこで、その頃はまだ『普通のお母さん』だった産みの母とお店屋さんに行った時「誰か好きな子にあげたら❓」ってなことを言ってきた。

その頃の好きは、男子とか関係なく、よく一緒に遊んでいる子が、自分の好きな子なのかなぁ❓みたいな感じで「〇〇くんと、□□くんと△△くん」と、3人くらいの子の名前を言った気がする。

私は男の子とよく遊んでいたので。

すると「〇〇くんは年長さんだし、□□くんはなんちゃらだから、△△くんにしたら?」と、よく覚えていないけど、同じクラスの男の子1人に絞られた。

1人だけなのか…、しかも3番目に言った子かぁ…と思いつつ、その意見に従った。

その頃のバレンタインのチョコといえば、ハート型のチョコくらいしかなかった。
…と思う。
もしかしたら他にもあったのかもしれないけど「これね」という感じでハート型のチョコ1つを買ってもらった。

これこれ。
この不二家の50円のやつ。

これを包装してもらうことなく、そのまま園バックに入れ、幼稚園に行った。

私はチョコを渡すことをすっかり忘れ、そのままお昼まで園バックに入れていた。

お昼、お弁当の時間になり、園バックの中からお弁当箱を取ろうとした時、チョコを見つけた。
そうだった!
忘れてた。
今、渡そうと思って、バックから取り出した。
園バックに無造作に入れられていたチョコは、3分割されていた…。

しまった…。
もう少し丁寧に入れて、丁寧に扱えばいいものを、元気100倍アンパンマンのようなまんまる顔の私は、その通り元気いっぱいだったので、雑に扱ってしまい、割れてしまったのだ。

申し訳ないなぁと思いつつ、3番目の男の子にあげた。

本当は1つ年上の子にあげたかったなぁと思いながら、割れてるチョコと3番目の男の子という、ダブルの申し訳なさを持ちつつ渡した。

そして、帰りの会の時。
先生がおもむろに「今日は、△△くんに、ららみぃたんちゃんがチョコをあげましたぁ〜。みんな、拍手〜」と言い出した。

ギョッとした。

どういうこと?
どういうシステム?

すると、何人かの子が「なんで?なんで△△くんにあげたの?」と先生に聞いた。
すると先生は、「今日は、バレンタインなのであげたんだよ」と答えた。
「バレンタインってなぁ〜にぃ〜?」と聞く子もいた。

そりゃそうだ。
私だって、前の日くらいに知ったんだし。

すると先生が「女の子が、好きな男の子にチョコをあげる日だよ」と言いやがった。

なんてことを‼️

私の中では、冷やかされて嫌だというよりも、3番目の男の子を「好きな男の子」に認定されてしまったことが嫌だった。
さらに、チョコを渡したことが、どんな風に先生の耳に入ったのか。
男の子が「先生〜、これ、ららみぃたんからもらったぁ」と言って見せたのだろうか?
そうだとしたら、あの、3分割になったみすぼらしいチョコを先生に見せたのか?

恥ずかしい。
恥ずかしさと申し訳なさでいっぱいだ。

この後この男の子は、お母さんにもチョコを見せて私からもらったことを言うんだろう。
なんてこった…。
もう1度、私のいないところではずかしめられるのか…。
そして、その男の子のお母さんは、私のことを見て「あ、この子がうちの子を好きなのね」などと思うのだろう。
いや、4歳の私がそこまで思ったかは不明だが、この男の子のお母さんからもそういう目で見られるのかと思うと、3番目なのに、嫌だなと思っていた。

その後の記憶はほとんどないので、たぶんそんなにからかわれたり、嫌な思いをすることなく過ぎていったんだと思う。

ただ、ホワイトデーのお返しに立派なおやつをもらった。
どんなだったかは覚えていないけど、申し訳ない気持ちだけは覚えている。

あんな50円の割れたチョコのお返しが、こんなに立派なものになるなんて…。
3番目だったのに…。
申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
4歳で申し訳なさを痛感した。

今思えば、めちゃくちゃ仲良くしていた『たっくん』という男の子にあげればよかったんだ。
未だに名前を覚えているくらいだ。
お互いの家に行き来してまで遊んでいた仲だったのに。
なぜたっくんの名前を出さなかったのか…。

もしかして、4歳なりに、そのチョコを渡したことによって、変に意識して、微妙な空気になるのが嫌だったのか⁉️
4歳の私はそこまで考えていたのか❓

まさかな…。


さて、もう一つ。
娘のエピソードを。

色恋ではないです。

娘が高3の時に、お父さんと弟のために、ということで、バレンタインの日に、手作りチョコを作った。

鍋で簡単に作れるやつだった。

私が仕事から帰ると、ダンナと息子はすでに食べていた。

そしてダンナが「これ、お前も食ってみろ」と、カップに入ったチョコを勧めてきた。

そして、口に入れるか入れないかのところで「気をつけろよ。ゴムみたいな、ビニールみたいなのがあるから」と言った。

え?え?え?

一旦スプーンを口から出し、状況を聞いた。

娘は、鍋にチョコを入れてゴムベラでかき混ぜていたという。

ストーップ‼️🖐
早くもストップ‼️
え❓
鍋に❓
直接ゴムベラ❓
耐熱性のやつじゃないのに⁉️

はい。
娘は、ゴムベラで、グルグルかき混ぜていて、途中で「あれ?ゴムベラ、減ってない❓」って思ったという。

というわけで、ゴムベラの溶けたものがチョコの中に入っているという…。

えーっと…。
それ、食べるの❓
ってか、ダンナと息子は食べたの❓

ダンナと息子が食べたのなら私に食べない、食べたくないという選択肢はなさそうだ。
腹をくくって食べるしかない。

ダンナが言うには、「よーく見て、大きいゴムのようなものがあったら取り除け。そして、チョコを口に入れたら、上顎と舌で、ザラザラしてるのがないか確かめながら食べろ」とのこと。
なんというデンジャラスな食べ物‼️
つまり、味わうというよりも口の中で選別しながら、ドキドキしながら食べなければならない。

バレンタインのドキドキとは、こういうものなのか…❓

美味しいも美味しくないもない。
ただただ、ゴムのようなものがないか集中しながら食べた。
ゴムのような、ビニールのようなものがあったら、取り出す。


娘がいなくなるとダンナは呆れていた。
「あいつは、人にゴムのようなものが入っているのを食べされたんだぞ。『せっかく作ったから』って言って。どういう神経してるんだ?」と言っていた。
まるで「どんな育て方されたんだ。親の顔が見てみたい」とでも言いたそうだ。

私たちの子ですよ。

いつもなら、そんなデンジャラスな食べ物は食べないダンナ。
だけど、高3で、初めて手作りチョコをくれたことと、4月からは他県に働きに行くことなど考えて、食べてあげたんだろう。

ありがとう、ダンナ。
そしてありがとう、息子。

ゴム製のものが入っているチョコを食べたけど、誰もお腹を壊さなかったので、良かった。

やはり、バレンタインにあまりいい思い出はないな…。


最後までお読みいただきありがとうございます😊

幸せをありがとうございます🥰



#わたしのバレンタイン

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