テレ東シナリオコンテスト応募

アクとキャンとジェミときいろが児童養護施設「ひまわり」で暮らしていたころの回想
たけだ先生「今日からここで働いてくれる先生だ」
若い女性が紹介される(伊藤修子さん)
その先生は躾に厳しい。アクとキャンとジェミはしだいに、その先生に反感をもつようになる。
ある日ジェミは、たけだ先生とその女の先生がキスをかわしているところを目撃してしまい嫉妬にかられる。
アクとキャンとジェミは女の先生に嫌がらせをしようとカレーに大量の香辛料を入れようと考えたが、直接手を下すことができず、年下のきいろを騙して香辛料を入れさせた。
そのカレーを食べた女の先生は倒れる。倒れた拍子に花瓶が落ちて割れる。救急車が来て運ばれていく。
実際はカレーの辛さは関係なく、病気で倒れたのだった。入院し、その半年後亡くなった。3人は自分たちが殺したと思い込んでいた。

たけだ先生に呼び出されたアクは、あの女の先生の死因が癌だったことを知らされ、誤解だったことを知る。先生とともに先生が死んだように見せかけるための偽の記事を作ってキャンに送信した。その後偽の警察官を派遣し、キャンが家を出るきっかけを作った。ジェミときいろをふたりきりにする必要があったからだ。

あの部屋の鍵はジェミが子供のころどこかへかくしてしまった。ジェミときいろをふたりきりにすることで、ジェミはあの部屋を開けると思われた。ジェミは子供のころ先生から絶対に開けるなと言われていたが、先生が亡くなった今、開けようと思ったのだ。

ジェミはきいろが実は双子であったことを忘れていた。堂島佐和子はきいろの双子の妹だ。そして、ジェミの目の前にいるのは堂島佐和子のほうだった。きいろと堂島佐和子は別々の家庭にもらわれていったが、もとはふたりとも「ひまわり」で暮らしていた。きいろがユーチューバーを始めたことでふたりは再会、連絡を取り合っていた。

鍵がないと騒ぐジェミ。お茶を入れると言ってキッチンへ行ったきいろは鍵をキッチンで簡単に見つけ出す。当時、鍵を隠したのはきいろ(佐和子)だった。

部屋を開けるジェミときいろ。部屋の中にあったものは、アルバムだった。亡くなった女の先生の写真。きいろと佐和子の写真…
アクとキャンとジェミに昔のことを思い出させないよう、女の先生ときいろと佐和子の存在を3人の記憶から消すためにたけだ先生が封印したのだ。

きいろ(佐和子)が、自分は双子できいろではないことを告げる。

そのあと、たけだ先生、アク、キャンも登場。
アクたちが、女の先生を殺したと思っていたのが誤解だったことをジェミに告げる。狂ったように笑いころげるジェミ。そして、先生が生きていたことを喜ぶ。みんなで乾杯しているシーンへ続く。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?