裸のパン

今日、近所のスーパー「ハナマサ」へ行った。昼頃行くと、半額シールが貼ってある商品がたくさんある。
それを目当てに行ったのだが、いろいろと用事をすませていたら2時になってしまい、半額商品はほとんどなかった。
実は、半額で食パンを買っては冷凍していて、冷凍パンの在庫がすくなくなってきたから、買いにきたのだった。
いつもより時間が遅かったので、半額の食パンはなかった。半額でなければ、食パンを買う気にはなれない。
そこで、私は、他のパンでもよいのではと、まあるいパンを見ていたのだが、袋に入ったパンとともに、袋に入っていないまあるいパンがひとつ棚にあるのに気づいた。
こ、これは、どういうことだ。店員を呼んだほうがいいのか。これがあるかぎり、この棚に近づくことができない。
私は、あたりを見回した。が、いない。あまり、きょろきょろすると万引き犯と間違われる。わざわざ、遠くにいる店員を呼んでくるほどのことではない。
パンがなければご飯を炊けばよいじゃないか。
結局、私は、パンを買わずに野菜とお肉とレジ袋を買ってハナマサをあとにしたのだった。
ちなみに、ハナマサはレジ袋が1円という良心的なお店です。

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