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『GOD LAND』試写会

アイスランドがまだ、デンマークの支配下にあった頃の、アイスランドのお話。

もともと歴史にくらい私は、ヨーロッパというより北欧の歴史など何も知らない。そのためたくさんの「なぜ」に囲まれながらの鑑賞でした。

さらにいうと、特定の宗教に思い入れもないゆえ、苦痛に耐えることの美しさには理解が及びません。

結果、誰にも心を沿わせることができず、終始傍観者として眺めることに。

アイスランドの壮大な景色には、たしかに一定の、メッセージ性を担うだけのエネルギーはありそうです。

けど…長すぎたなぁ。説明を省きすぎてたというか。国内向けというか、ある程度、背景を知っている人向けに作られたような感じがします。

キリスト教徒ってだけで、私はすぐにカトリックを思い描いてしまうけれど、これはプロテスタントのお話だそうです。

話のキーマンである「ラグナル」さんのお顔を途中で見失ってからはもう、話にもついていけずの140分…長いです…。

トークショーで触れられていた『ノースマン』を偶然にも見ていて、アイスランドが舞台だったのを思い出しました。言われてみればあのなんか、風景から漂う独特の冷たさは、『GOD LAND』とすごく似ていました。

自然豊かな撮影地ときいて、『ロード・オブ・ザ・リング』のニュージーランドを思い出すけれど、気候も正反対だからなのか、画面から伝わる空気感がこうも違うのかと不思議な気分です。『アバター』もたしか、ニュージーランドだったような?すごく鮮やかな緑やブルーが印象的です。

たぶん、太陽光の違い、光源の違い、それに伴って色が違うんだろう。アイスランドの方が、全体的に青味を帯びていて、ニュージーランドは黄色味を帯びている。顕著に現れるのは緑。黄緑が多いか、深緑が多いか、みたいな。
科学的な話は全部、想像ですけど。

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ある姉妹の父が、「娘に男はいらない」っていうシーンがあって、語られていないそれなりの理由があるのかもしれないけれど、娘の立場である私は、「てめー、何言ってんだ!」って一番感情が動いたかも。

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