手をつけたくないことほど早めにやろう

「面倒なことほど早く済ませよう」とよくいうが、私はついつい面倒なことほど後回しにしてしまうことが多い。

来月、保育士試験を控えているのだが、なかなか勉強へのスイッチが入らずに、時だけが過ぎていた。

実は3年ほど前に、受験したのだが、2科目不合格だったのだ。保育士試験は、一度合格した科目については、ある一定期間、次回の受験時に免除される。そのため、免除期限が切れる前に、残りの不合格科目を再受験しようとしているのだ。

正直なところ、「あと二科目ならどうにかなるだろう」という思いがあり、気づけば試験1ヶ月前となってしまった(笑)

流石に試験1ヶ月前にまだ何も手をつけていないのはまずいと思い、「みんちゃれ」という、同じ目標を持った人たちと一緒に励まし合いながら目標を達成していくというアプリをダウンロードし、早速「来月の保育士試験受験のための勉強をしよう」というグループに参加した。

これがなかなか良かった。アプリを使用し、実際に勉強したことがわかる写真と、勉強した内容をメンバーと簡単に報告しあい、お互い励ましのコメントを送り合うシステム。みんな優しいかたばかりなので、「今日はテキストを15分間音読しました」と言った勉強具合の報告でも「お疲れ様です!いい調子ですね」などと優しいコメントをくれる。誰かに褒められるとモチベーションというのは、驚くほど維持できるものだと感じる。

このアプリの導入のおかげで、毎日の勉強が習慣づいてきた。

そして、勉強というと、「机に座って」「ペンとノートを使って」「文字を書いて」というイメージだが、もちろんそう言った学習も必要なのだが、なかなか子育てをしているとそう言ったスタイルの学習方法はハードルが高くなる。娘が昼寝しているか夜眠った後のまとまった自由時間でないと確保できない。毎日、確実に続けられる方法はないかと考えたところ、「テキストを音読」し「それを録音」し「お散歩などの移動時間に聞く」という方法だ。これなら、娘がテレビを見ている時間にも「音読して録音」することができ、散歩は毎日必ずいくので、どこかの時間で聞くことができる。もちろん、過去問などを解く時間も必要なので、それは娘が寝ている時間に集中的に行うとして、確実に毎日続けられる学習方法というのを考えるのは重要だなと感じた。

そして、これを朝の時間に終わらせてしまうのだ。8:00からは娘が大好きな、Eテレの「お母さんと一緒」からの「いないないばあ」で40分の時間が確保できる。この時間に、音読と録音を済ませておけば、その日に録音したものを聞いて暗記することができるのだ。そして朝一で「みんちゃれ」に学習の報告を済ませられるのも気分が良いのだ。

「手をつけることが億劫なことほど、早く済ませる」というのはこんなにも気持ちの良いことなのかと実感している。

これも継続していこう。

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