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「山」で甘口を頼む周りの流れを避けながらおいしいメニューを頼む方法

どうも、ほよよです。某鯖アドベントカレンダー企画も残すところ、今日と明日だけなりました。土日と重なったクリスマスいかがお過ごしでしょうか?私は現在不定休で希望休を出したわけでもないのに両日謎の配慮があってか休みですが、ただの土日休みです。


名古屋に観光地はない

そんなことよりマウンテンです。みなさん、名古屋ってご存知でしょうか?私はこのエリアで生まれ育ち現在もここに住んでいます。住むには困らない土地ですが観光できる場所は皆無です。観光するなら高山か伊勢に行ったほうがいいです。そんな中ライブなどでなぜか名古屋に迷い込んでしまったかわいそうな人を救うべくSNS映えするスポットをお教えします。
喫茶マウンテンです。

喫茶マウンテンは名古屋大学(名古屋で「めーだい」というのは明治大学ではなく名古屋大学を指す)、文系私学のナンバーワン南山大学に中京大学(ここ出身のスポーツ選手めっちゃ多い。フィギュアスケートで有名は人は大体ここのイメージ)がひしめく昭和区八事にあります。

名駅からだと結構時間かかる



甘口バナナスパ
甘口抹茶スパ

twitterとかでこんな画像を見たことはないでしょうか?これらは喫茶マウンテンの名物甘口スパです。対応する甘口味が練り込まれた特製の太いパスタにフルーツやクリームがてんこ盛りに乗っかったあったかいスパゲッティです。あったかいにもかかわらず砂糖が溶け切らず結晶が浮いている様を初めて見た時は本当に戦慄しました。

俺とマウンテン

話の本題に入る前に俺とマウンテンの歴史について語りましょうか。
俺とマウンテンの出会いは12年前。南山大学に英検を受験に行った帰り道この大学出身の父親が「安くていっぱい食べられる店があるから食べて帰ろう」と今思えば悪魔みたいな誘い文句でマウンテンに誘われ甘口イチゴで見事に遭難(残すこと)。それ以来マウンテンの名前は覚えていましたが高校生は栄や大須に行っても八事に用はありません。そのためずっと行っていませんでしたが高3にもなると状況は変わります。
大学受験です。もっと言うと模試です。
模試は大学が試験会場になり高校生が大学を訪れる数少ない機会になります。大体使われる会場も決まっていて、愛知大学名古屋キャンパス(Zepp Nagoyaの近く名駅から近いのでうれしい)か南山(坂がエラいのでハズレマウンテン的にはアタリ)、中京(地下鉄の出口直結で屋根付きなので雨でも安心アタリ)と2/3でマウンテンチャンスがあるわけです!いっぱい行けてお得ですね!そんなわけで愛大での模試では地下街のマグロ丼、南山と中京ならマウンテンという構図が完成するわけですね。そしてマウンテンに行く時は必ず「安くていっぱい食べられる店がある」と誘うわけです。何も知らない友人はホイホイ釣られてついてくるのであとは勝手にノリで甘口を頼むので横で安全なメニューを私は食べるというわけです。
同じ手口で地方から名古屋の大学に来た大学時代の友達も山送りにしました。
つまり、私の登山知識は高3から大学にかけての5年にほとんどが培われてきたわけです。ちなみにマウンテンは50年以上の歴史があります。父親が大学生の頃は甘口等のゲテモノはまだなく、皿ではなくフライパンごと提供されていたとのこと。俺なんてまだまだということです。

甘口登頂法

そんな甘口スパにも一応登頂法(完食すること)があります。大前提として一人で挑まないこと。甘口から逃げた人間に「ちょっと食べてみなよ」と一定量を押し付け、マトモな味をもらい口の中をリセットする材料を確保しておきましょう。「一緒に行く友達なんていねえよ」って方も地方から名古屋みたいな意味不明の土地に訪れる場面なんてライブぐらいなんだから「オフエンカしようぜ」で合流しましょう。
さぁ、グループでやってきた貴方の元に運ばれてきた甘口スパ、まず貴方がすべきは頂上に鎮座する生クリームを全て吸い込むこと。写真を撮ってる間にも刻一刻と溶けていくので写真を撮ったらすぐに吸い込んでください。貴方はカービィです。誰がなんと言おうとカービィです。
生クリームが熱で溶けると登頂は一気に難しくなります。代償として私は生クリームが嫌いになりました。
あとは水を飲まないことと冷める前にかき込むことでしょうか。時間が経つとどんどん苦しくなります。
一応私は苦手なフルーツであるバナナとキウイ以外の甘口スパはこの方法で攻略しているためこの方法は有効と思われますが自分がイケるものについてはコンプしたためもう甘口スパを自発的に頼むことは決してありません。

そうはいってもゲテモノは避けたい

ここまで甘口の登頂方法を紹介してきましたがなんだかんだおいしいものを食べたいですよね?マウンテンには甘口や辛口(実は辛口を頼んだことがないため辛口は語れない)以外にも奇妙奇天烈で名前からどんな料理が出てくるか想像のつかないメニューが存在します。そこから美味しいものをチョイスすることで甘口を躱し、甘口にいく機運高まる周りの冷たい目線を避けることもできるということです。

たしか「アイスカレーマウンテン」という名前

今にして思えばこのメニューは名前のまんまですが、普段の思考ではサボテンピラフの上に温かいカレーの中に冷たいアイスがパンの器に一緒に入った料理とは想像つきません。ただこれはめちゃくちゃおいしく、まわりが甘口に悶絶し遭難者も出る中「うまい、うまい」と余裕の登頂をしました。
この時自分の甘口を登頂し、遭難者の甘口も登頂後パンケーキまで食べていたd○i-d○iさんという人には本当に驚かされた。これまで高校大学社会人になるまで何人も山送りにしてきたがこんな人は初めてでした。

甘口登頂してから食べるものではないでしょ…

メニュー紹介

ここからは変な名前だけど食べてみて美味しかったメニュー自己の経験から紹介します。

スパイス合衆国

スパイス合衆国

高校生の頃の写真ですね…スパイス合衆国はカレーのおじやです。マウンテンのカレーはマジで美味いのでそれをベースにしたこのメニューは大当たりでした。ただ、もともと量が多いのとおじやでお腹に溜まりやすいため最後は苦しくなります。生卵をどのタイミングで崩して味変するかがポイントになるんでしょうか?

ナニコレ

山の日特別メニュー ナニコレ


店先の限定メニュー

名前から特定できないメニューはメニュー表に載っているものより店の入り口にあるこの看板のものの方が多いと思いますが、その中でもこの時は山の日特別メニューナニコレを注文しました。
「山の日なんだから’’山’’に行かないとなぁ!?」と友人を連行したこの時ですが、このナニコレというメニューはトルティーヤ生地に覆われたマイタケの入ったカルボナーラでした。その下にも何かあった気がしますが思い出せません。美味しく食べることができましたが本当に「ナニコレ」という感想でした。

リッチマウンテン

リッチマウンテン
画が汚い

こちらはウニのリゾットとパンの中にウニのリゾットが詰まって下にウニのリゾットが敷いてある狂気でした。美味しいんだけど炭水化物まみれで厳しい戦いだったのを覚えています。

ここからは写真が残っていないもの

オムハンライス(赤)、オムハンライス(白)


元ワンコインメニュー。俺が高校生の頃くらいまでは500円で提供されていた鬼コスパメニュー。
大きなオムライスの中にハンバーグが眠っているというもの。オムライスの中にハンバーグなのでオムハンライスわかりやすい。
ちなみに(赤)(白)はケチャップかホワイトソースかの違い。甘口のお供にすると蘇ることができる。

大人のお子様ランチ


大量のピラフの上にトマト、小さめのハンバーグとでっかいソーセージケチャップで動物の顔を模った絵が描かれたキャラ弁のようなメニュー。
どうやら作るスタッフさんによってキャラに違いがあるのでそこを楽しみにする人がいるらしい。
味は間違いなく美味しい。

ひろしのわがままホットケーキ

おそらく上に貼ったda○-da○さんが甘口のあとに食べてたものがこれだと思うけど確証がないのでここで紹介。
値段の割にデカい。お得な部類。

コスモスパ

おいしいですがなにがコスモなのかは全くわかりません。

まとめ

いかがでしたか?(ノルマ)ヘンテコメニューはまだありますが、私自身が登頂できていないメニューがまだ多いこと、ヘンテコメニューは無尽蔵に増えては消えゆくため全てを紹介することはできません。
最後に絶対に頼んではいけないヘンテコメニューを紹介して終わろうと思います。

あつげしょう
あの厚みを見たことがない。しばらく甘いものが嫌いになる。

ライブ等で名古屋を訪れる際は呼んでいただければ「山」までなら案内できます。ぜひ呼んでくださいね!

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