即刻、映画館に行ってください〜「シン・ウルトラマン」
遂に「シン・ウルトラマン」が公開されました。周りからなんとなく情報が入ってくるようになり、居ても立っても居られず、会社帰りに観に行きました。子供の頃、「ウルトラマン」の放送は、毎週日曜日の大イベントで、派生商品、本、トランプ、ビニール人形など、常にウルトラマン関連のものが身の回りに存在し、怪獣の名前は全て知っていました。それは、僕だけはなく、日本中の多くの男子がそうでした。
総監督と脚本/編集を担当した、庵野秀明は私の1歳上で、長じては自らがウルトラマン役として自主制作映画まで作ってしまいます。監督の樋口真嗣は、1984年版「ゴジラ」からこの世界に身を投じ、「エヴァンゲリオン」シリーズへの参加、庵野と共同での「シン・ゴジラ」制作。この二人が作る「ウルトラマン」、「庵野秀明展」で若干の予告展示を見てから、楽しみで仕方がなかったのです。
結論から申し上げると、めちゃくちゃ面白い。即刻、映画館に行って下さい。
公式サイトでも書かれている通り、ウルトラマンのベースは、成田亨氏が描いた「真実と正義と美の化身」、見事に再現されていました。
ここからは、具体的なことにはほとんど触れずに、私の感想を箇条書きにします。
オリジナルのファンなら感涙にむせぶシーン、ニヤリとする仕掛けが満載
一方で、新しく観る観客も楽しめる(多分)
庵野秀明は松本人志との対談で、「ウルトラマンがやられるシーンは”エロス”を感じる」と語っていたが、ウルトラマンは“美の化身”だった
「エヴァンゲリオン」シリーズのファンは、通底するものを感じるだろう
前半の情報溢れるセリフ回しが気持ち良い
長澤まさみ演じる浅見の登場シーンのカメラワークから、彼女の造形がアニメ的でしびれる
エンドロールに映る、使用曲はじっくり見るべし
丸の内に勤務する私にとっては、臨場感すごかった
などなど書いていると、また見に行きたくなりますねぇ
ゴジラ・シリーズは、映画館で見せてもらえなかったので、ウルトラマンほど思い入れはありません。そのせいか、「シン・ゴジラ」はそれほど感動しなかったのですが、見直そうかとも思っています。
そして、来年は「シン・仮面ライダー」!
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