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マーベルの新シリーズ「エターナルズ」〜普通は行かないのだが

「アイアンマン」から始まった、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)、私の守備範囲外で映画館に行くことはない。2年ほど前だったか、ふと思い立って、「アイアンマン」から6作目の「アヴェンジャーズ」までTVで観たが、これ以上は「いいや」というのが感想であった。

そんなMCUだが、アヴェンジャーズに続くシリーズとして「エターナルズ」が公開された。監督が「ノマドランド」のクロエ・ジャオということで、ちょっと心が動いた。

配信サービスのU-Nextは毎月ポイントがつき、有料コンテンツ視聴や映画館のチケットに交換できる。ただし、90日で失効する。使わなければもったいない。

クロエ・ジャオとポイントという2つの要素が合体し、私は二子玉川の109シネマズに向かった。

エターナルズとは、7000年の長きにわたり、人類に危害を加える“脅威”と戦ってきた、10人の異星人。ただし、日常的には人間として生活している。“平穏”だった世界に“脅威”が再び近づき、10人は再び集合する。

ちょっと、「サイボーグ009」っぽい。10人はそれぞれ特徴的な能力を持ち、見た目のエスニック、性別も様々である。人間的な感情を持ちながら、人間ではないことで、喜びと苦しみを抱える。

観て損した気分は全くなかった。面白さ優先のエンタメ作だろうと思っていたが、“人間臭い”個々人の葛藤が描かれていた。

クロエ・ジャオ監督は「ノマドランド」で、アメリカの美しい景色を映像を通して見せてくれたが、「エターナルズ」においても、各所に美しいショットを見ることができた。この日は、IMAXで観たが、活劇も含めて、結構な没入感を体験できた。

MCU故、次作に続く終わり方をするが、多分観に行くだろう。

蛇足だが、オープニングの曲がピンクフロイドの「TIME」、中盤で効果的に使われたのがスキータ・デイビスの「この世の果てまで(The End of the World)」、エンディングがフォリナーの「Feel Like a First Time」という選曲は、おじさんには嬉しかった


献立日記(2021/11/20)
新宿高島屋で調達
真鯛/フグの唐揚げ
ホワイトアスパラのオレンジソース
ローストビーフとゴボウのサラダ
マッシュルームサラダ



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