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東京オリンピックが始まった〜開会式は簡素な方が良いのだが

東京オリンピックは、今日(7月23日)開会式を迎える。女子サッカーは、残念ながら引き分け発進だったが、男子サッカー、ソフトボールは上々の滑り出しである。女子サッカーも、引き分けとは言え、エース岩渕が決めたのは大きい。

岩渕は天才少女として14歳からなでしこリーグでプレーし、日本が優勝した2011年のW杯では18歳でメンバー入りした。ただ、その大会は澤の大会であり、岩渕個人としては不完全燃焼だった。その後、怪我にも苦しむ中、海外で修行し、今回遂になでしこジャパンの10番を背負う。オリンピックを、岩渕の大会にして欲しい。

それにしても、色々あった。思い返せば、国立競技場のデザイン変更なんてこともあった。その後の問題に比べると、小さな出来事のようにも思える。

開会式については、二転三転、当初の総合監督は野村萬斎だった。そして、最後の最後までドタバタである。

私は、オリンピックは毎回楽しみにして観てきたが、最も興味がなかったのが開会式である。いつ頃からだろう、ロス五輪の「ロケットマン」辺りからだろうか、どんどんエスカレートし、時間は長くなり、エンタテイメント化していった。

スポーツとは全く関係ない、米国を中心とした放送メディア側からの要請であり、商業化の最たるものだと思う。選手入場行進、聖火点灯、開会宣言、選手宣誓程度で十分ではないか。

とは言え、今夜は開会式をテレビで観る。簡素な方が良いのだが、エンタテイメントやるんだったら“流石”というものであって欲しい


*公式プログラムは発売中止になったよう。それにしても、どれだけ“無駄”を出せば気が済むのだろう

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