ガード下の「谷 ラーメン」〜普通の味を求めて
「栄屋 ミルクホール」閉店について書いていたら、無性にラーメンが食べたくなった。丸の内周辺のビル地下には多くのラーメン屋があり、百花繚乱である。ただ、私の食べたいのは、「栄屋」のような、普通に美味しい昔ながらの醤油ラーメンである。
そこで訪れたのが、東京駅ー有楽町間のガード下にある、「谷 ラーメン」である。創業は昭和42年、「栄屋」ほどではないが、50年以上続く老舗である。
2017年頃に移転、今のロケーションは線路の両側の歩道には面していない、文字通りガード下の店舗、カウンターと小上がり(つまり靴を脱いで上がる)と昭和である。
メニューは、ラーメン、ワンタン、チャーハン、餃子にライス。トッピングはメンマ・わかめと、これまた昭和的カタチの良さで、半チャーハンというオプションももちろん備えている。 また酒類はビール・日本酒・いいちこ・チューハイと充実、つまみメンマやつまみチャーシューとお酒でオープニングすることもできる。
この日の私は、ワンタンメンをチョイス。茶色く澄んだスープは、あっさりとした味で、すんなり胃に収まる。麺は、若干のちぢれ麺でスープとからむ。一方で、アクセントになるのが、醤油味の強いチャーシュー、全体的には薄味なのでバランスを取ってくれる。ご飯とも合いそう。
ワンタンも、香味が効いていて、こちらも麺・スープと上手く調和する。細いメンマも、ちょっとノスタルジーを感じさせる。
麺の量的には軽めなので、半チャーハンと組み合わせても罪悪感は乏しい。ということで、次回は半チャーハン+ラーメンにするか
献立日記(2021/10/20)
鶏のニラ醬風味
きのこと豆の豆乳みそ煮
牛ごぼう
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