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銀座でみつけたハンバーグ〜炭焼き「銀座まつもと」

銀座に用事があり、11時30分ごろ昼食場所を検討していました。第一候補は、安定の「ぎんざ貴舟」だったのですが、通りがかりに気になる店を発見。店は2階のようですが、路上に出された看板に惹かれたのです。“毎朝挽きたての牛肉100% つなぎは一切ないレアハンバーグ“。店名は「銀座まつもと」

ハンバーグは、私の好物ですが、これをウリにする店がずいぶん増えたような感じがあり、ひねくれ者の私はあまり心地よくありません。しかし、この店は気になる。

看板には“Close“の表示、男性が一人、入店待ちしているようなので調べると11:45開店。どうするかと、周辺をぶらっと回っていると、入店待ちの列ができているではないですか。これは後ろにつこうと、並びました。

ほどなく開店し、順次席に案内されます。厨房をチラッと覗くと、炭火がおこってます。なお、サービスの人が一人ということもあるのか、食事が出されるタイミングも含め、全体的にゆったりとした流れです。

メイン・メニューのハンバーグは、140g、210g、280gからの選択。私は140gで十分と思っていたのですが、値段を見ると1400円、1800円、2200円。100グラム当たりでは、1000円、857円、786円。根っからの貧乏性の私は、210gのコストパフォーマンスの良さに引っ張られてしまい、注文を聞かれて口から出たのは「210gで」でした。

テーブルの上には紙エプロンが置かれているので、早速身につけ戦闘体制完了です。ただ、出てくるまでにそれなりの時間がかかったので、ちょっと間抜けな光景だったでしょうが。おかげで、滞在中に30分ドラマ一本観られました。

最初に出されたコンソメスープは、塩気も弱目であっさり。ハンバーグのソース・薬味、バルサミコ・ソース、玉ねぎソース、粒マスタードもテーブルに並びます。

そして登場したハンバーグは熱々の鉄板に乗せられ、半分に切られて登場します。中は真っ赤でレア。付け合わせはカブ・ニンジン・玉ねぎ。ご飯は玄米になります。(玄米効果もあるのか、女性客多かった)

まずは一口、何もつけずに食べると、良い感じでスパイスが効いていて何もつけなくとも十分美味しい。赤い部分はほとんど火が入っていない状態です。もう少し加熱された方が好きなので、断面を鉄板に接するように置き、食べ進みます。

まずは粒マスタード。肉の味を引き出す王道のコンビネーションです。次に、玉ねぎソース。ご飯と合わせるにはやはりこれ。バルサミコでちょっとサッパリとした変化をつける。

ハンバーグではあるけれど、肉を味わっている感じが好きでした。

インスタグラムでフォローすると、ランチカレーのルーがサービスされるのですが、そこまでは追い求めませんでした。一つ、リクエストがあるとすると、卵黄オプションをやって欲しい。赤いところをからめて、タルタルステーキ風に食するときっと美味しいはずです。

ネットで検索して店を訪ねるのも良いのですが、こうした偶然の出会いは一層嬉しいものです



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