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大好きな惣菜パン〜言い訳をしながら買ったポテトフランス

最近、惣菜パンをあまり買わなくなった。食パン、それもグラハムブレッドなどの全粒粉を中心に、トーストとジャム、または以前に紹介したホットサンドメーカーで自身でアレンジしている。安上がり、かつ美味しい。

ただ、どうしても惹かれてしまうパンがある。浅野屋のポテトフランスだ。フランスパン生地の丸いパンダが、中にじゃがいもがゴロっと入っている。 じゃがいもは好物だが、妻に「じゃがいもは野菜ではない」という汚名を着せられており、食卓に並ぶ機会はあまり無い。

妻がいない昼に、こっそりハンバーガーに添えてフライドポテトを食べたり、デパ地下で惣菜を買う際に、どさくさに紛れて、ポテトサラダをまぎれ込ませたり、シチュー系の料理には付き物と称して多めに入れたりと、涙ぐましい努力をして、じゃがいもを摂取している。

したがって、浅野屋のポテトフランス、パンの分量よりじゃがいもの割合が多いのでは無いかと思える比率、トッピングされた禁断のマヨネーズは他のどのパンよりも魅力的である。しかし、私にも、カロリー等考慮した場合、そうそう頻繁に食べるべきではないという分別はある。

私の行きつけの浅野屋 自由が丘店は、ドアを開けると惣菜パンが並んだテーブルがあり、必ずと言っていいほど、そこにポテトフランスが並んでいる。私は、誘惑を振り払いつつ「また今度ね」と別れを告げ、その奥にある、グラハムブレッドを手に取る。

そして8月某日、浅野屋を訪れる。いつものように視界にポテトフランスが入る、ただ景色が若干違う。”New”という文字があり、“白いも”使用とある。通常のじゃがいもとは違う品種が入り、しかも期間限定である。

“期間限定”なら仕方がない。誰になんと言われようが、”限定”であり、二度と食べられないかもしれない。私が持つトングは自然にそのパンに伸び、トレイの上に運んだ。

翌朝、ポテトフランスを皿に乗せ、20秒レンジで温め、トースターに入れる。クロワッサンモードにして5分。熱々になったパンをペーパータオル越しにつかみかぶりつく。最初の一口はパン生地優勢であるが、次の一口ではポテトが優勢となる。トッピングのマヨネーズが絡んでくる。至福の口中となる。

ポテトフランス、最強の惣菜パンである

献立日記(2021/8/27)
金目鯛の煮付け
パドロンペッパーの炒め(自由が丘の八百屋「Merdado-Contadino」で購入)
ピリ辛こんにゃく
ニラともやしのホットソース和え
枝豆


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