見出し画像

国選択無形民族文化財 姫島「きつね踊り」2024年の記録

姫島のきつね踊りについて

姫島のきつね踊りは、大分県姫島村で毎年旧暦のお盆の時期に行われる伝統的な祭りで、特に「姫島盆踊り」の一部として知られています。この踊りは、日本の民俗芸能の一つで、全国的に行われている狐踊りの中でも特に独自性があります。

姫島の踊り手たちは狐の面をつけ、独特のリズムと動きで踊りながら村内を練り歩きます。この踊りは、島の人々にとって夏の終わりを告げる重要な行事であり、古くからの風習を大切に守り続けています。

そもそも、日本での狐踊りの歴史は、古くから稲作文化と密接に結びついています。狐は稲荷神の使いとされ、豊作祈願や厄払いの象徴として各地で踊られてきました。特に江戸時代には、農村で広まり、豊作を祝う祭りや収穫祭の一環として踊られるようになったそう。


毎年、8/14-15で踊りが行われる。
役所に問い合わせてみると、姫島港近辺は19:15くらいに踊りが見られるそう。(2024年)

姫島に渡るには、伊美港へ。

通常は、1時間おきくらいで運航していて、きつね踊りに合わせて行くには、伊美港を18:45 発に乗るのが時間としてはちょうど良い。

帰りの便が気になるところだが、8/14-8/15は姫島発の臨時便が1本(21:00)が出ていた。

この時間の伊美港の駐車場の状況だが、港近くは臨時駐車場も含めて全て満車。
10分ほど歩いた場所の駐車場はまだ空きがある状況だった。(駐車料金は、どこも無料)

そして、この便に乗ると甲板からは夕陽を眺めることができる。この日の日の入時刻は19:01。
20分ほどの乗船で、海の上の夕陽を眺められるのは贅沢だ。

姫島に到着すると、港からすぐ右手にやぐらが組まれており、太鼓1人と唄い手が男性女性1人ずつで、「姫島盆踊り唄」をうたう。

ちなみに、屋台はかなり限られていて、お酒の販売はなかったので、飲みながら楽しみたい方はご準備を。

各地域ごとに踊りがあり、順番に唄に合わせて踊る。
19:00-21:00 ほどまで、踊り続けるがひとつひとつの踊りが短く個性があるため、全く見飽きない。
きつねもあればたぬきもある。

夏の大分旅行、選択肢のひとつに「きつね踊りは」いかがでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?