霊鷲山【仏教用語解説】vol.30
【仏教用語解説】のコーナーでは、さまざまな仏教用語を解説していきます。
第30回は「霊鷲山」です。
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前回、「王舎城」という、古代インドのマガダ国にあった都市について解説しました。
「霊鷲山」は、この「王舎城」にある山の名前です。
サンスクリット語では「グリドラ・クータ」と言います。「グリドラ」は「ハゲワシ」、「クータ」は山頂という意味です。山頂の形がハゲワシの頭の形に似ているので、このような名前がついたと言われています。
いまもインドに実在する山
霊鷲山