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低コストライフへの意識改革【後編】

低コストライフへの意識改革【後編】を早い時期にあげますと言いましたが、暑さで思考が停止し日々を過ごすのがやっとでした。最近、曇りが多く少し涼しいので、後編を書き上げたいと思います。

まずは報告からです。昨年10月中旬から始めた“冷蔵庫を使わない実験”ですが、7月に入って電源を入れることにしました。理由は、余ったおかずが、常温では保たなくなってきたからです。うー、食中毒はやばいので...食べきれる分だけ作れば良いのですが…それがなかなか難しく、なら食べきろうと頑張ると、今度は食べ過ぎてしまうので、体調悪くしたら本末転倒なのと、食費がかさむので冷蔵庫を復活させました。無事に再起動してくれました。折角なので、今度は食品をまとめ買いして冷凍保存で、無駄なく食べ切る作戦に入ります。
したがって7月の電気代は、110.7kWhで2,659円に上がりました。(クーラーも少し使用)電気代は2倍になりましたが、3倍を予定していたので思ったほど高く無いです。しかし、それは政府の補助金で-777円があった為でした。ここに来て補助金のありがたみを感じました。8月はクーラーを沢山使うから、電気代は更に増える方向です。どのくらい増えるかなぁ~、今年はまだ良いですが、政府の補助もなくなり今後がどうなるか分からないので、夏のクーラー節電方法を考えなくては!と思いました。

さて、低コストライフ後編ですが、予算管理についてお話したいと思います。固定費は、大体毎月のほぼ同額なのですが、変動費については、時期や消費サイクルなどで金額の上下があります。ですので、エクセルで予算管理をすることにしました。記録をパッと見たいときは、紙は便利なのですが、日々の実績を見ながらシミュレーションをする場合、エクセルの方が便利なのです。エクセルも紙と同じフォーマットにしました。実績が出たら、紙に書き写せば良いように。過去データも比較しやすいかと思います。
表が出来たら、先月までの実績と今月から12月までの予定を全て入力し、年間の収入と支出を出します。それにより幾ら貯まるかが見えてきます。
この見える化が大切なのです。予定通り実績を積めば、予定通りの貯金が出来るという訳です。
毎月目標が出来る事で、物を買う時も“あ、これ欲しいなぁ”という、衝動買いでは無く、計画的に購入できます。衝動買いをすれば、その月で出費が跳ね上がりますが、予算内の範囲で買えなければ、積み立てて貯まってから購入します。そうやって、時間を掛けるのも時々良いことがあります。思いがけず安くて申し分無い物が出てきて、積立た範囲で買えたりしました。
また、年間通して見ていると、この時期に下着の買換をしようとか、この月はクリーニング代が必要だなぁ~とか、洗剤は、3ヶ月に1回のペースで買う必要があるなぁ~とかが見えてきます。それを踏まえると、一年間で幾らくらい各項目で使っているかが見えてきます。
また、食費ですが、見ていて思ったのですが、調味料が意外とかかるのです。今月は調味料が色々切れるから、その分食費を少し上乗せしようとか。何か工夫ができないか?など考えることが、楽しいです。一月分の予算23,000円からお米代3,000円を差し引いて、残りを5週に分けます。1週間4千円の予算を組み、それで食料品のまとめ買いをして、肉類は、1食分の小分け冷凍をします。野菜もその時に安い旬のものを買ってきて、冷蔵庫や冷凍庫で保存します。缶詰や乾物も購入します。おやつには、冷凍ブルーベリーや冷凍バナナなどを食べたりしています。家に帰れば、自炊に必要な材料はそろっているので、買い物へ行く回数が減りましたので、ついでにお菓子やお惣菜を買うという誘惑が減り、予算内で納めることが楽になってきました。
医療費も、通院しているものはほぼ予定通りとなります。むしろ、値上がりしたとか、ちょっと下がったとかが、見えて“何で減ったのだろう?”とか“何で増えたのだろう?”と原因を見つけるのが、面白いです。また、そういう変化から社会の仕組みが分かる場合もあります。

こうして予算管理をするようになって、変わったのは“何とか予定通りに納まるようになる”ことです。これは、ゲーム感覚が強いからなのかなぁ~と思います。今までは、ちょっと予算オーバーすると“もういいや今月は使っちゃおう”って気が起きたりしましたが、今はそんな気が起きないのです。全体を見て、予算を削れるところないかなぁ~とか考えるようになりました。例えば“食費がちょっと出ちゃいそうだったら、交際費の予算を回そう”とか“交際費ちょっと掛かっちゃったなぁ~、今月消耗品費そんなに使う予定が無いから、その分を回すか”そんな風にすると、オーバーしても控えめになって一ヶ月終わってみると、結構予算内に収まっていたりします。
逆に予算が余りそうな時は、貯金したり備蓄の缶詰や来月購入予定の消耗品を前倒しで購入したりしています。今は、いつ値上がりするかわからないですからね。

そうやって予算と実績を積み重ねた数字を年間で見てみると、160万円の支出予定となりました。今年は、色々と大きな修繕費が掛かったのでそれを除くと、純粋に生活費は120万円でした。なので、月10万円ということになります。
こうして、予算管理をすることで、次は老後資産が幾ら必要か、など先が見えるようになってきました。
今後、社会情勢や環境の変化などで、状況はどんどん変わっていくと思いますが、その都度自分はどうありたいか、それにはどうすべきかを考えながら、シミュレーションを修正して最善の方法を見つけていきたいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また、次回もよろしくお願いします。


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