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愛読書①

梨木香歩さんの作品が好きです。
『西の魔女が死んだ』は、何度も読み返しているお守り本です。

クラスに馴染めず学校に行けなくなったまいが、イギリス人であるおばあちゃんの家でしばらく暮らし、魔女修行を始める話です。
魔女修行といっても、箒で飛んだり呪文を唱えるわけではなく、毎日早寝早起きをして、食事をしっかりとり運動もして規則正しい生活を送ること、それから自分で決め、やりとげることです。

様々な植物に囲まれた、おばあちゃんの暮らしに憧れます。洗いたてのシーツをラベンダーの茂みにふわりとかぶせるシーンが私は大好きです。

どこにいてもホームシックになるまいの気持ち、よくわかるなぁ~。 おばあちゃんの言葉も、ひとつひとつがあたたかくて心に染み込みます。