ヤフーショッピング複数店舗出店のメリットは？2店舗目いらない？

ヤフーショッピング出店者さんお疲れ様です。

ECベテランのますくんです。

今回はヤフーショッピングで、「複数店舗を出店するメリット」についてお話させていただきます。

「複数店舗」は、いわゆる2店舗目で、「同じ会社などがヤフーショッピングで2店舗以上運営する事」を言います。

はたしてヤフーショッピングで複数店舗出店する事に、メリットはあるのでしょうか？

複数店舗出店の3つのメリット

それでは最初に答えを言ってしまいますので、皆さんも一緒にこの複数店舗出店のメリットについてお考え下さい。

１、商品ジャンル別に分けられる
２、同商品を別価格で販売できる
３、別々に顧客を獲得できる

いかがでしょうか、それぞれ詳しく見ていきましょう。

１、商品ジャンル別に分けられる

これはいわゆる複数あった商品ジャンルを店舗別に分けて販売するパターンです。

例えば、「ますくんショップ」が、

１、家電
２、飲み物
３、衣類

この3つの商品ジャンルを販売していて、それぞれのジャンル別に新しく店舗をオープンさせるやり方です。

これによるメリットは、「〇〇屋さん」のように、「そのお店が何の専門店かわかりやすくなる点」でしょう。

総合販売店やデパートのように、何でも売っているお店ではなく、「何らかの専門性のあるお店」を演出する事ができるようになります。

やはり家電も売ってるわ、飲み物も売ってるわ、衣類も売っているお店では、「何屋さん」かわからないので、専門性は出にくいです。

それに比べて、「家電専門店」であれば家電を販売している事が、アクセスしたユーザーに分かりやすいので、「他の家電商品も見てもらえる」可能性が高まりますよね。

２、同商品を別価格で販売できる

次のヤフーショッピングの複数店舗出店のメリットは、「２、同商品を別価格で販売できる、」です。

これはいわゆる、「同じ商品を店舗によって価格変更して販売する事」です。

この画像のように、全く同じ商品を店舗によって販売価格を変えています。

なぜこのようにするのがメリットなのでしょうか？

例えば、安価でお買い求めやすい商品ラインナップがうりの店舗だったら、高額な商品は店舗のコンセプトに合いませんが、もう1つ高級志向の店舗を用意すれば、「同じ商品を高額で販売できる」可能性が出てきます。

もちろん、型番や品番による検索をするユーザーは、その商品の「最安値販売店」を見つけるでしょうから、なかなか既製品では恩恵を受けられないかもしれませんが、ハンドメイド作品や自社オリジナル商品などであれば、複数店舗出店をして、販売価格を変えればその分、利益が出せる可能性はありますよね。

３、別々に顧客を獲得できる

最後は、「３、別々に顧客を獲得できる」ですが、これは「店舗のファン」の存在を考えてみれば分かりやすいです。

店舗には優良顧客がいて、その店舗で頻発に買い物をしてくれるリピーターがいますよね。

そういったリピーター顧客がその店舗を何度も利用する理由は色々あります。

●商品が気に入っているから
●店舗の雰囲気が好きだから
●店舗の対応を信用しているから

このように、リピーター顧客がその店舗でリピートする理由は様々ですが、その中の1つに、「店舗のファンになっている」場合があります。

店舗のファンになった理由は様々、それが店舗の雰囲気なのか、商品ラインナップなのか、店舗の対応なのか。

この理由が様々である以上、「どの理由でファンになっているかわからない」わけですよね。

●理由Aでファンになった
●理由Bでファンになった
●理由Cでファンになった

このようにファンになった理由が様々なら、

●理由Aがコンセプトの店舗
●理由Bがコンセプトの店舗
●理由Cがコンセプトの店舗

そのファンになった理由に合ったコンセプトの店舗をそれぞれ出店すれば、「それぞれのファンが獲得できる」わけです。

ファンが獲得できれば、その分ストアニュースレターやLINE公式アカウントなどでアピールできるので、後々の売上UPにつながります。

ヤフーショッピングで複数店舗出店すべきか

さて、以上3つのヤフーショッピングで複数店舗出店するメリットをお話させていただきましたが、ヤフーショッピングで実際に複数店舗出店すべきなのでしょうか？

大前提ですが、現在ヤフーショッピングでは「複数店舗出店を制限する方針」を検討している最中です。

理由は、不正利用などでしてヤフーショッピングでは積極的に複数店舗出店を推奨していないどころか、制限する方向になっているのです。

現在まだヤフーショッピングで複数店舗出店ができていますが、今後はどうなるかわかりません。

これを踏まえて複数店舗出店すべきか、しないべきか…。

結論、「複数店舗出店できるならした方がいい」でしょう。

やはり先ほどの3つのメリットもありますし、間口が広がるのは売上UPの重要ポイントですので、可能であれば複数店舗出店もアリです。

ただし、手間がかかる上に、ページ構築やメルマガ配信なども店舗の数だけ必要になります。

扱っている商材によっても、1店舗のみしか運営できない事情の出店者さんもいらっしゃるでしょう。

ですので、あくまでも「可能であれば」複数店舗出店を検討してみてもいいでしょう。

ECベテランますくん