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クリーマで売れやすくする在庫数1戦略

EC運営者さんお疲れ様です。

ECベテランのますくんです。

今回はクリーマで商品がなかなか売れない方のためにクリーマの販促方法の1つ「在庫数1戦略」についてお話します。

注意点や違法行為なのかなど、在庫数1戦略について迫っていきます。

クリーマの在庫数1戦略って?

クリーマの在庫数1戦略はいわゆる在庫数は1に設定する戦略です。

クリーマでは商品の在庫の数量を設定する項目があり、そこをあえて1にする戦略です。


在庫数1戦略はどんな効果があるの?

クリーマで在庫数1戦略をした場合、売れやすくなる効果が期待できます。

その理由は商品ページに記載される「残り1点」の文言です。

クリーマで在庫数を1にした場合、パソコン画面で言えばページ右上の商品価格の右側に「残り1点」の文字が表示されるようになります。

在庫数を多く設定した場合に比べてユーザーは、

『いま買わなきゃ売切れちゃうかも…!』

のように感じるため、商品が売れやすくなるわけです。

在庫数1戦略は違法行為じゃないの?


それでは実際に在庫を持っているにもかかわらず在庫数を1に設定する行為は違法行為ではないのか…?

例外があるかもしれませんが、実際に在庫を保有するような商品の場合は正直に在庫数を設定すべきです。

しかし、クリーマは基本的にハンドメイド作品を出品するウェブサイトです。

ハンドメイド作品は1つ1つ手作りで作成するわけですから、一度に大量の注文がきたら期日までに作り終えられない可能性も出てきます。

もし納期までに発送手配ができなかったらお客様に迷惑がかかりますし、悪い評価がついてしまう危険性もあります。

ですから、売れやすくする戦略ではなく、現実問題、在庫数を少なく設定しなければならないケースもあるわけです。

受注生産のハンドメイド作品の場合、これは仕方がない事です。

在庫数を1にするのは違法行為ではないのです。


在庫数1戦略のデメリット

それでは商品が売れやすくなる在庫数1戦略のデメリット、注意点をお話します。

在庫数1戦略は確かに「限定感」があり商品が売れやすくなりますが、1つ売れたら在庫数は0になりますよね。

在庫数が0になったらもちろん注文は来ません。

すぐに在庫数を元に戻せる環境ならいいかもしれませんが、そういうクリエイターばかりではないでしょう。

もし何かのキッカケで商品がバズったり集中的に売れる状況になって在庫数が0だったら大きな機会損失になってしまいます。

これが在庫数1戦略のデメリットです。


在庫数1戦略はやるべき?

在庫数1戦略は確かにクリーマで商品が売れやすくなる効果が期待できます。

しかし、実際に在庫を持っているのにわざわざ嘘をついてまで在庫数1戦略をするにはあまり良くないかもしれません。

受注生産の手作業で一度に多くの出荷ができない場合は在庫数を1や2にするには仕方がない事です。

限定感で売れやすくはなりますが、正直に本当の在庫数を設定しましょう。

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