2024年にヤフーショッピングで売上激減する出店者はこれ
ヤフーショッピング出店者さんお疲れ様です。
ECベテランのますくんです。
今回は2023年の内に、「ヤフーショッピングで2024年売上が激減する出店者」について、「ますくんnote」読者様にお伝えしておきます。
来年は、「ある変更点により売上が激減する危険性」が出てきますので、注意しておいて下さい。
2024年の「変更点」
ヤフーショッピングでは2024年の春頃より、ある変更点があります。
その変更点によって、「売上が激減する危険性」があります。
それは…
「ストアレビュー低評価による検索へのペナルティー」
です。
ストアレビューは、いわゆる商品へのレビューではなく、「店舗につく評価」です。
そして、「検索へのペナルティー」は、ヤフーショッピング内の検索結果に、出店者が「不利になる罰則」を指しています。
詳しく見ていきましょう。
ストアレビュー低評価って?
まずストアレビュー低評価ですが、これは先ほども言いましたが、「商品へのレビューではなく店舗へのレビュー」です。
そして、「低評価」の基準は、ストアレビューのレビューの中に、「何%悪い評価があるか」です。
10件のストアレビューがあって、1件の低評価があったら、ストアレビュー低評価率は10%になります。
このストアレビュー低評価の変更点は、
0.3%かつ5件以上→.0.2%以上かつ5件以上
に変更になりました。
5件以上は変更なしですが、「0.3%→0.2%」になりましたので、「さらに厳しく」なったわけです。
検索へのペナルティーって?
次に、「検索へのペナルティー」ですが、これがかなり厄介です。
「検索へのペナルティー」は、ヤフーショッピング内の「商品の露出が制限される事」を意味しており、ペナルティーを受けたら今までも出店者にマイナスになる罰則が存在していました。
具体的には、
【従来】
●検索結果の最後尾まで順位が下がった
【変更後】
●検索結果の最後尾まで順位が下がった
●一部のユーザーへの商品非表示
従来の検索へのペナルティーは、検索結果の順位が最後尾まで落されるだけでした。
しかし、今回はさらに「商品非表示」が加わりました。
この商品非表示は、「ランキングページ」や、「商品ページの掲載面」、「トップページ」などを指しています。
商品が非表示になるので、「非表示ユーザーには絶対に売れない」わけです。
これは、「売上が激減するレベルの大ダメージ」になるでしょう。
2024年に売上を激減させないためには?
以上がヤフーショッピングの2024年の変更点でしたが、ペナルティーを受けるハードルが低くなっており、そのペナルティーの内容もさらに厳しくなっているので、「受けたら売上が激減する」のは目に見えています。
どうにかして、このペナルティーを回避しなければなりませんが、難しく考える必要はありません。
このストアレビュー低評価は、「通常通り、誠心誠意運営していれば到達しない水準」です。
基本的にストアレビューの低評価は、真面目にヤフーショッピングで運営していれば、頻発につくようなものではありません。
例えヤフーショッピングが2024年に変更をしても、よほど悪い出店者でなければ、ペナルティーが課せられる水準にはならないでしょう。
なぜ変更するの?
今回のヤフーショッピングのストアレビュー低評価の変更は、最近ヤフーショッピングで、「横行している悪質な店舗を撲滅するため」でしょう。
最近ヤフーショッピングでは、優良配送の嘘をついていたり、Amazonから発送していたり、悪質な出店者が増えています。
ヤフーショッピングも、このような悪質な出店者を野放しにはできないので、ストアレビュー低評価の基準を変更したのでしょう。
これはつまり、「正々堂々、運営している出店者はペナルティーにならない水準」である事が伺えます。
もし低評価の水準になったら?
もし、先ほどのストアレビュー低評価0.2%になってしまったら、焦らずに誠心誠意お客様にご対応していて下さい。
このストアレビュー低評価は、期間が定められており、期間内の低評価のパーセンテージ分なので、期間が過ぎて低評価が0.2%を下回っていけば、「ペナルティーは解除」されます。
確かに、一時的に検索へのペナルティーを課せられたら打撃ですが、そうなってしまっても焦らずに、真面目にヤフーショッピングの店舗運営をしていれば、いつか必ず解消されます。
いづれにしても、「2024年春頃から」この変更がなされるので、ストアレビュー低評価が多い出店者は、2024年に売上が激減するのは間違いありません。
焦らず、真面目に、誠心誠意。
これをやっていれば問題ありませんので、ご安心下さい!
ECベテランますくん
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