楽天市場出店料値上げのヤフーショッピングへの影響
ヤフーショッピング出店者さんお疲れ様です。
ECベテランのますくんです。
今回は、ヤフーショッピングの競合インターネットショッピングモールの楽天市場が出店料金の値上げを発表しまして、これによってヤフーショッピングの売上や店舗数などに影響があるのか、についてお話させていただきます。
私ますくんは楽天市場にもヤフーショッピングにもAmazonにも出店して、かれこれ10年以上になりますが、今回の楽天市場の出店料金値上げは、少しばかり大きな変化ですので、私なりにヤフーショッピングへの影響をお話させていただきます。
楽天市場の値上げ金額
楽天市場は2024年6月1日より、出店の際の、「基本出店料」を値上げします。
具体的には、
メガショッププラン:10万円 → 13万円
スタンダードプラン:5万円→ 6万5000円
プレミアムライトプラン:3万9800円 → 5万2000円
ライトプラン:3万9800円 → 5万2000円
がんばれ!プラン:1万9500円 → 2万5000円
このような金額の値上げをする予定です。
基本出店料ですので、出店者には毎月かかるランニングコストになり、店舗によっては打撃になります。
楽天市場に起きる値上げの影響
この値上げによって楽天市場に起きるであろう影響は、「店舗の減少」でしょう。
今回の値上げは、ユーザビリティの向上などを目的にしているようですが、やはり出店者が気にするのは、「ランニングコスト」です。
現実問題、この値上げによって利益が圧迫され、儲けが減る出店者は確実に出てきます。
利益の減少くらいであれば、百歩譲って我慢できるかもしれませんが、売上が少ない出店者は、「この値上げによってマイナス」になるケースもあるかもしれません。
そうなったら、楽天市場から撤退する出店者も出てくるでしょう。
昨今、様々なものの値段が上がっていますが、楽天市場の出店者においても、その値上げ自体が打撃で、何かを諦めなければならない人はいるのです。
ヤフーショッピングへの影響は?
それではお次は楽天市場の出店料値上げに対しての、ヤフーショッピングへの影響です。
ヤフーショッピングは、直接的に料金が変わるわけではありませんが、楽天市場はヤフーショッピングの競合相手ですので、値上げによって店舗数が減少したら、
●ヤフーショッピングに移行する店舗
●楽天市場は捨ててヤフーショッピングに注力する店舗
●ヤフーショッピングの店舗数増加
この当たりが考えられるヤフーショッピングへの影響です。
やはり楽天市場のランニングコストが上がり、運営が厳しくなれば、「他にインターネットで売る手段」を検討するでしょう。
そうなったら、競合であるヤフーショッピングはどうしても意識しますよね。
さらに言えば、
1、ヤフーショッピングに進出する
2、ヤフーショッピングをより強化する
このような流れになるでしょうから、「ヤフーショッピングの争いが熾烈になる」のが、1番わかりすい影響かもしれませんね。
いづれにしても、ヤフーショッピングは出店料が無料ですし、楽天市場に比べたらかなり格安で出店できますので、参入障壁も低くライバル出品者も多い状態です。
楽天市場の値上げによって、さらにヤフーショッピングの店舗数が増えて、争いが激しくなったら、皆さんは何が必要になるかわかりますか?
それは、「集客のスキル」です。
ライバル出品者は増えれば、その分商品数も増えます。
そうなれば、自分の商品が表示される確率も下がり、アクセス数も減っていきます。
いわゆる、「埋もれてしまう」状態ですね。
ですから、店舗数が増えれば増えるほど、「集客のスキル」が大事になってくるわけです。
「ますくんnote」では、そんなヤフーショッピングの集客のノウハウなどの記事が大量にありますので、よろしければご覧下さい。
頑張りましょう!
ECベテランますくん
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